ビンキュリン染色に成功しました。 写真。 細胞ちゃんがふたつ写っています。 中にある黒丸は核です。 そして緑色のつぶつぶですが、これがビンキュリンで、つまり、細胞はこのつぶつぶの部分で基板に接着していることを意味しています。 つまり、接着斑が見…

試薬会社から回答が来ました。 試薬自体は不良ではない。 ラベルの「Ca3(PO4)2」とはかなり違う組成の物質だが、それも一応産業分野では「リン酸カルシウム」という名前で呼ばれているので、まあいいか、と売っているらしい。 だったらせめて「Ca3(PO4)2」と…

経理報告のためＭ駐屯地へ。 ここに来るのは三度目だが、またもや迷いまくる。 いや、「東別館」という建物だったんですがね。 普通は、駐屯地の敷地の中にあると思うじゃないですか。 外なんですね。 しかも、商店の並びに混じって建ってました。 わかるか…

明後日が輪講なので、一日がかりでパワポを一通り組みおわりました。 とりあえず余裕が一日できました。 予定では一週間近くの余裕があるはずなのにどうしたことかと思いましたが、よく考えたら一日遅れただけでした。 土曜日のはずが、休みを挟んで今日にな…

都電に乗った。船に乗って海上で酒を飲んだ。 その後ミニノートパソコンを買い、酒を飲んだ。 ……連休っていいね。 ちなみにパソコン、Atom搭載モデルなのですが。 店員は「パワポ動くか微妙」とのことだったのですが、入れてみたらなんのことはない、快適で…

輪講準備をしていて、衝撃の勘違いに気付く。 読んでいた論文で、細胞を染色して分化の確認をしている部分があったのですが。 細胞ＡとＢで明らかに色が違うのに、本文ではＡとＢはほぼ同じ結果であると書いてありまして。 おかしいなと思ったんですが、よく…

アポトーシス失敗。 ……正確には、改善ならず、でした。 ただまあ、アポトーシスを起こしているということ自体は証明されたのでまあ良し、ということになりました。 あくまでもサポーティングデータなので。 さて、来週はビンキュリン観察です。 初めての免疫…

カスパーゼ染色完了。 一晩固定して、明日朝観察します。 大将も一緒に見たいとのこと。 イヤン。 = = = 基本的に、昼間の体力があるうちは実験をして、夕方以降は必要に応じてデスクワークに充てています。 今日は、来週の輪講に向けてパワポ作り。 破骨細…

アポトーシス実験二回目、セット完了。 明日染色して明後日観察です。 さて、どうなるか……。 = = = 息を吐くと白くなるんじゃないか、と思えるほどの気温になってきました。 帰り道では手袋をしたいところです。 しかし、手袋をしてしまうと、日記が非常に書…

蜂に二度刺されると危険、というのはよく知られている話である。 これは、既に記憶されている抗原が侵入して来た際、過剰な防衛反応の結果としてアナフィラキシーショックが引き起こされるためである。 ここで疑問がある。 スズメバチに二度刺されると危険な…

すげえ名前の遺伝子を見つける。 アポトーシスを誘導する遺伝子なのだが、発見者は最初、「MURDER遺伝子」と名付けようとしたらしい。 ところが上司。 「アポトーシスは殺害ではなく自殺だ。だからMURDER（殺人）ではなく、自殺を意味する言葉のほうがよい」…

アポトーシス検出、なんとか成功しました。写真。 アポトーシスを起こした細胞が基板上に点在しているのがわかります。 下は細胞一つの拡大。 いやはや、これで一安心です。 高い試薬は怖い……。 ……ただ、まだ問題が。 もっと高度にアポトーシスを起こすはず…

アポトーシス実験、微妙な結果でした。 アポトーシスを起こしている細胞だけを光らせる試薬なのですが、確かにアポトーシスを起こしている、という細胞はいくつか見られました（写真）。 ただ、少な過ぎます。 仕方ないので、「見えなかった場合」の追加手順…

以前にも書きましたかね。 フッ化水素という物質がありまして、これがとても恐ろしいのです。 硫酸とかだと、手かかるとぴりぴりと痛みますが、すぐに洗い流せば別にどうということはありません。 しかし、フッ化水素は余程高濃度でなければ手についてもなに…

注文していた蛍光顕微鏡のキューブ（フィルターユニット）が到着。 ……代理店がアポなしで持ってきたので、ＡＴＭまでダッシュする羽目になりましたが。 あと、てっきり向こうが装着してくれるのかと思ったら、ユニットを手渡されて終了。 説明書を読みながら…

そろそろアポトーシス実験をやろうと思いまして。 試薬の調製をしました。 とはいっても、試薬を溶かして分注するだけなんですが。 相手は例の高価な試薬。 小指の先ほどの瓶の底にこびりついた干からびたワインの洗い残しのカス（四万円）です。 そこに溶媒…

本日は、うちの大学の何周年式典とかやっているのですが。 ……飛行船まで飛ばしてます。写真。 もちろん大学のロゴと「〇周年」がでかでかと。 もうね、バカかと。アホかと。 どんだけ金かけるんだ。 電子顕微鏡でも増設しろ。 ……そういえば、小学校のときの…

細胞の分子生物学作者: Bruce Alberts,中村桂子,松原謙一出版社/メーカー: ニュートンプレス発売日: 2004/11メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 210回この商品を含むブログ (27件) を見る買います。 というか必要。 ただ、英語版だと次が出てるのよね。 翻…

昨日の日記を送信し忘れていた。 昨日の日記 半日SEMで終わる。 しかもあまりいい写真はとれず。 ひたすら月面のような写真ばかりである。 足跡でも合成してみようか……。 = = = 「今日は早く寝よう」と思った日に限って、寝る直前にゴーストの更新をし忘れて…

Ｌが死んだ（マウス繊維芽細胞Ｌ‐９２９）。 休み前に確認したとき、なんだか多過ぎる気がしたのだが、時間もないし放置してみたところ、増えすぎて見事に全滅した。 Ｋ少佐に「Ｌが死んだ」と言ったところ、「あなたキラなんじゃないですか？」と言われた。…