物性関連の研究室で忘年会がありまして。
総勢四十数名。
席順がくじ引きで決まるという、合コンのようなテンションで運営されました。
では私の席を模式図にしてみましょう。
○○○
○●◎
●:私(K研究室)
○:E研究室構成員
◎:E先生
何の陰謀だ。
幸いE先生も構成員も顔はよく知っていたのでよかったですが……。
ところで、私は実験室に自分しかいないとき、よくハーモニカを吹いているんですがね。
うちの実験室はコンプレッサやら培養機やら廃棄装置やらで結構うるさいので、外には聞こえていないだろうと踏んでいたのですが。
……モロに聞こえていたことが判明。
もうお嫁にいけません。
だってね。
うまければ良いんですよ。
もう吹き始めて二年半になりますが、下手なんだもの。
もとより楽譜が読めるわけでもなく、知識があるわけでもなく、小学校の音楽のテストでは50点以上とったことはなく。
下手の横好きという奴なので。
あうあうあうあうあう(羽入)
あと、以前タモリクラブに出た件が完全に広まっていたらしい。
……だからいやだったんだこの忘年会……
= = =
複葉機を作る件ですが、座礁しています。
やはり、プロペラの角運動量を殺すことが出来ないのです。
……当初の予定では、最終手段を用意していたんです。
要は、プロペラが一枚だけ回るから反作用が発生するわけで。
同じ回転軸上にもう一枚プロペラを据え付け、同じ出力で逆回転させれば、反作用は殺すことが出来るわけです。
この原理を利用しているヘリコプターも実在しています。
しかし、シミュレータの悲しい性か、二つのプロペラに同じトルクをかけても、同じ速度で回転してくれない。
どうしても片方が早く回転してしまい、離陸直後に機体がバランスを崩してしまうのでした。
今日散々実験しましたがダメ。
双発にすれば解決ですが、双発の複葉機なんてないよなぁ。