こんな時期にこんなことを書く図太さをほめてください。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ちなみに今年の抱負は「真っ直ぐに」です。
晦日から実家に入り浸り、毎年恒例1月1日0時に実家の隣の神社で初詣するイベントも今年ばかりはスキップし。
AmazonPrimeでアニメを見るのも飽きたので、第二種電気工事士の勉強をゴロゴロとやってました。
今年中に受けられますかね、超久しぶりに面白系の刺客を狙っています。
すげえ誤変換ですね。
刺客を狙う、それは迎撃。
陽動により敵の動きをコントロール・予測し、罠を仕掛け、高所に潜み、狙撃する。
しかし相手はただの刺客ではない。
面白系の刺客です。
お笑い芸人のような不可解な動きで巧みに罠をよけ、こちらの存在に気づくでしょう。
狙撃銃のスコープで見られていることを理解したうえで、全力でこちらを笑わせにかかってきます。
狙撃手のわたくしは笑いをこらえて手がぷるぷるするため、一向に弾が当たりません。
なんなのでしょう、この不毛な膠着状態は。
いえ、ちがうのです。
わたくしは面白系の刺客を狙っているのではなく、資格を狙っております。
高校の頃に乙種危険物取扱者を全類取得し、入社してからはフォークリフトと床上操作式クレーンと玉掛けを取得。
今度は電気工事士ですって。
あらあらうふふふ。
こいつは一体なにになろうとしているんでしょう、と思われるでしょうが。
おいら、昨年まで数年間、工場用の設備開発をしていた関係で、100Vの配線工事くらいなら普通にできるのです。
でも、資格はないので本来やっちゃダメ。
できるけどやっちゃダメ、それはもったいないので、電気工事士をとろうと思った次第です。
危険物以来、久々のガチ資格勉強……覚えることが多くて閉口しています。
しらねーよー、ケーブルとケーブルとを結線するときに使うボックスの種類がいくつもあるとかー
そもそもケーブルだの電線だのの名前がすげえたくさんあるとかー
なんで木の板に穴をあける工具の名前を覚えなきゃいかんのだー
と、ぶつぶつ言いながらちょっとずつやってます。
こういうのは、楽しみながらやらないとだめですね。
目標期限を決めてやろうとすると、アカデミアの試験勉強みたいな苦みがにじみ出てきてやる気が消失します。
ちょっとずつ、知識が増えていく、楽しいなー、あれいつのまにか全部覚えたぞー、くらいでいいんです。
――実際、知らないことを覚えて、それが実生活の中で生きてくると、楽しいというか嬉しいもんです。
ちょっとお勉強して、ふと思いついて家の配電盤(ブレーカー)を開けてみる。
配線がごちゃごちゃしているだけですが、意味が分かるんです。
なるほど、この家には単相三線式200Vの電力がひかれている。
白がアース線で、こっからここまでは100Vの配線。
で、ここだけは200Vの配線になってるから、これはキッチンのヒータ用だな。
とか。
まあそんな微笑ましい、自分の成長をちょっとずつ確認しながらのお勉強は、あんがい楽しいものです。
勉学はすべて実学でなければならない、とおいらは常々思っています。
難しいことを勉強するのはいい。
全部覚えられたの、えらいえらい。
でもその次に、勉強したことが身の回りの何を意味しているのか、積極的に探していかないと、知識は増えても実力はつかない。
このあたりはファインマン博士著「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の最後でも触れられていました。
ちなみにこのリンクから本書を購入しても、おいらには1円の利益も入りませんから安心してご購読ください。
マンハッタン計画にも参加したファインマン博士の、研究といたずらの記録です。
(本ブログはアフィリエイト?の設定をしてません、よくわからんので)
さて、なんでこんな話になったのかさっぱり分かりません。
明日は仕事始め。もう寝ます。
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
中部盲導犬協会:http://www.chubu-moudouken.jp/中部盲導犬協会ほしいものリスト:Amazon.co.jp
日本盲導犬協会:http://www.moudouken.net/