徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

ラジオについて

いま、人生初、積極的にラジオを聞いています。
 
ラジオ。
21世紀の今となってはレトロ感にまみれたメディアですが、今も根強い人気を誇っています。
竹馬の友キャシアスも、今は知らんが2006年ごろまではラジオを楽しんでいたようです。
一方であたくしはこれまで、能動的にラジオを聞いたことはありませんでした。
そりゃ、面白いんだという話を聞いてちょっと聴いてみたことはありますが、ギャグの様なぶっ飛んだ放送は深夜枠で行われることが多いらしく。
ラジオのためにわざわざ夜ふかしするのも億劫なので、結局ラジオの面白さは知らずじまいでした。
 
ところで今、仕事で一人出張が増えてきています。
片道200 km弱の工場に車で出向き、生産状況を確認し、問題があれば設備調整を行い帰ってくる。
まあ、世間一般では普通の光景なんでしょうけど、あたくしのばやい一つ問題が。
・・・車に乗ると眠くなるんである。
朝だろうが昼だろうが夜だろうが、後席にいようが助手席にいようが運転席にいようが、関係なし。
車の中にいると条件反射的に眠くなる悪癖があります。
これはやばい。
なんたって、油断すれば朝一番から居眠り運転が始まるわけです。
車線逸脱警告がピーピー鳴る。
ニュース速報レベルの大事故をいつ引き起こしてもおかしくありません。
まだ同乗者がいて、何か話をしていればさすがに寝ませんが、さて一人出張となるとカジュアルに自殺・他殺の危険があります。
どうしようかと思い悩み、ふと思う。
そういえば、ようつべでトラックの運転実況なんてのがあります。
 

 
大型トラックともなると、乗用車とは運動特性がまるで異なりますから、乗用車が普通に走っているようでもトラックから見たらヤバい瞬間、とかとか、トラックならではの運転談義。
非常に勉強になるので最近ちょいちょい聞いています。
なるほど、と。
自分の運転を実況していれば、流石に寝ることはないでしょう。
早速やってみる。
「いやー最近のナビは優秀ですね、インターの合流なんかをいちいち全部教えてくれますからぼくのようなペーパーはとても助かります。えーと何台か続いて合流してくるので、いったん追い越し車線に移ります。でもあまり速度を上げるのは得意じゃないですし、いかんせんオンボロ社用車なのでスピード出すと危ないですからね、適当なところで走行車線に戻ります」
・・・うむ。
確かに眠くならないし、退屈はしない。
ただ、しゃべることは完全にフツーのことなので、一回で飽きました。
さて次はどうするか。
好きな音楽をかけるのもいいかと思いましたが、子守唄効果が生じる危険もあり不安があります。
そして思い出したのが、車にはラジオがあるじゃないかと。
試しに大音量でかけてみる。
・・・おお、面白いではないか。
パーソナリティのトークと、リクエスト曲流しと、ツイッターなんかの投稿内容の紹介の繰り返しではありますが。
トークは飽きないし、リクエスト曲は様々なジャンルが入り乱れるし、リスナー投稿も結構クオリティの高いギャグが効いていて笑える。
眠くなる暇がありません。
21世紀の18年目に大発見。
ラジオ、面白い。
そしてテレビ放送が衰退しつつある中、ラジオが盤石の体力を保っている理由が垣間見えました。
 
・・・あと、これはちょいとびっくりしたのですが。
トンネルの中に故障車がいたりすると、電波ジャックが入って警告放送が流れたりするんですね、今って。
要は、ハイウェイラジオが通常放送に強制的にかぶさってくる感じです。
トンネル走行中、いままでご機嫌な曲が流れていたと思ったら、急に音声が切り替わる。
「この先で故障車が停車しています、十分注意して走行してください」
ぎょっとするのも含めて、警告効果ばっちりです。
 
レトロ文化と新技術の融合が垣間見え、不安だった長距離運転がちょっと楽しくなった今日この頃です。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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