タンパク質定量ですが、どうも検量線が怪しい気がしたのでもう一度書き直してみました。
青が前回、赤が今回。
あー。
まあ、形は同じなのでやってることは合っているはずです。
ただ、誤差がでかい。
赤と青の線が上下にズレているのももちろん誤差ですが、今回の作戦ではタンパク質の絶対量ではなく、サンプル間の差異をみるのが目的なので、これは実はあまり関係ありません。
問題なのは、同じ条件のサンプルをいくつか作ったときに出る誤差。
主な要因はディスポセル(使い捨ての治具)にあると思われ、それ自体はどうしようもありません。
普段はスペクトルグラフの適当な部分を「海面」にして、欲しいピークの「海抜高度」をデータとしているのですが、今回はそうもいかない波形です。
仕方ないので標準物質でも入れてみようかと思案していますが、何点か疑問が。
・水溶性で紫外辺りに適当な吸収を持つ物質がその辺にあるのか(水に溶けないやつなら沢山知ってるが……)
・その物質はターゲットの試薬に影響を及ぼさないか
・そもそも紫外可視分光法で一般的な手法なのか
うーむ。
悩ましいが、研究の楽しい部分ではある。
= = =
タヌキに聞いて見ようのコーナー。
日記が短くなりましたね。
「論文校正しなきゃいけないから(電車内)」
ああ、昨日凹んでたやつですね。
「砂漠でラクダに逃げられろ」
それでは、また。