先日の矢文の件で、返事が届く。
なぜか二通。
正確にいうと、部署Ａからの回答が昨日届き、御礼の返信もしたのだが、今日になって部署Ｂから何事もなかったかのように回答メールが来た。
メールＡはきちんとした業務メールで、内容も添付データも申し分ない。
・・・問題はメールＢである。
なんと言うか、素晴らしいメールである。
ものすごく転載したいがさすがに悪いので、一部だけ紹介。
まず、日本語が面白い。
細胞培養フラスコに関するデータＸが欲しいので可能なら提供してくれ、というこちらの要望に対し、
「細胞の生え具合の写真はありますが、データＸはもっていないので、ご了承ください」
そして、全ての文に一行ずつ空行が挟んである。
ＳＰＡＭか女子学生のメールのようである。
さらに、内容が意味不明。
メールＡを読んだ後なのでなんとか意味は汲めたが、Ｂが先に届いていたらお手上げであった。
生化学用品の会社員なのに、明らかに科学を一切学んでいない。
少なくとも、物理と化学と生物学は専攻ではないはずである。
カタログか何かを読んで自分なりに理解しようと努力した結果なのだろうが、プロフェッショナルとしてこれでは少し困る。
さらに読み返すと、とても素晴らしいことに気づく。
・・・送信者が名乗っていないのである。
普通、文頭は
○×大学 タヌキ様
▲■株式会社◎●部署のＢと申します
と来るはずが、▲■〜のくだりが抜けて、いきなり用件に入っておられる。
さすがに署名はあるのだが・・・。
まあ、多分新人なんでしょう。もうすぐ九月だけど。
私は一体どうすれば良いのだろう。
１・ありがとうございます、と簡単な返信だけする
２・意味不明な技術情報について容赦なくつっこむ
３・文面を添削して送り返す
４・ついでに技術情報について正しい説明を加える
５・なにも見なかったことにする
・・・とりあえず５で行こうかと思ってますが・・・。
・・・１でも良いのだが、何に対してありがとうなのか全く分からんので書きにくい。
= = =
なにやら家の近所に結界が張られている。
何事かと思ったら、どうも今年は近所の神社で四年に一度の祭が行われる年らしい。
神輿や山車が出て、周辺を練り歩くのである。
一体なんのための祭なのかは未だに謎である。
