徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

出張

浜松町でイベントを行った後、和歌山へ移動し明日、またイベントです。
地下鉄で新しい種類の奇人と遭遇中。
英語の勉強をしているらしいが、延々と発声しているのである。
音量は普通にはなすくらいで、英文を読み上げたあと何度か日本文を繰り返している。
いま、俺の九時方向距離1mくらいで。
風貌はサラリーマンだろうか。
英語より先に、もっと勉強すべきことが山積しているようだ。

 
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会場を出て現在新幹線。
和歌山に向かいます。
四時間半かかる模様。
うへぇ。

 
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本日の宿は旅館。写真。
和室は好きだったのに、洋室に慣れてしまうと和室は落ち着かない気もする。
こうして様々なものや、感性、概念を失い続けながら人はみな生き続けて行く。
寂しいと感じるだろう。
それは動物という枠を逸脱して進化し続けてしまい、過去の概念という知恵の実を得てしまった人間に与えられた原罰なのである。
 
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テレビをつけたらミヨリの森が始まった。
出張で見られないと思っていたが、ラッキーである。





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。