徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

蕎麦について

立ち食いそばが好きです。
早い・安い・うまい の三拍子だから、というわけでは実はない。
もちろん早いのは早いです。
昼飯なんぞ3分くらいで食い終わるのが理想なので、これは重要。
で、安いかというと、たしかにかけそばなら270円くらいで超安いのですが、かき揚げだの肉だの載せてみたり、ざるそばでも大盛りにすると平気で4〜500円まで達してしまいます。
・・・まあ、普通の感覚でざるそば2枚で500円なら格安ですが、立ち蕎麦で500円はやっぱりなんだかぐんにょりです。
だから価格はあんがい魅力ではない。
うまいかどうか。
これが一番の楽しみです。
浅田次郎がエッセイに書いてたのですが、あの人はB級グルメが好きとのこと。
まず安いのがよくて、美味いかどうかはわからないけど、美味かったらすごく幸せ☆ とのことでした。
立ち蕎麦の場合この美味さのばらつきがすごい。
生そばをきっちり茹でて出してくれるところもあれば、おまえこれ茹で蕎麦のさらに伸びきったやつだろ、というすさまじいものに練りワサビが添えられて出てきたりまでさまざま。
これらがおおよそ同じ値段なのですから、一口喰うときのスリルと言ったらありません。
というわけで、Ingressでミッションに出かける日なんかはその土地の立ち蕎麦をいただくことも多く。
・・・あれ? これブログのネタになるんじゃね? とおもっていつしか記録をつけ始めました――
 
蕎麦ノート
 
池袋駅JR改札内
温蕎麦:典型的なゆで蕎麦、のどごし微妙、コシなし。つゆはしっかり出汁がとってありうまい。
 
海老名駅相鉄線改札そば
温蕎麦:典型的なゆで蕎麦、のどごしまあまあ、コシまあまあ。
つゆは薄味でかけやかき揚げでは物足りなさがあるが、肉蕎麦にすると抜群。
ざるそば:冷やし中華のような酸味のある蕎麦つゆでかなり好み。コシがあり、喉ごしよく、香りもまあまあだか、ややぬるい。
 
海老名駅相鉄線ホーム
ざるそば:ゆで蕎麦。コシなし、喉ごし悪くボサボサ感。つゆは平凡。正直おすすめできない。
(2017/1/21に閉店確認)
 
厚着駅前 富士蕎麦
ざるそば:生蕎麦。コシまあまあ、喉ごしよし。つゆは濃い目。富士山盛り3玉500円が素敵。
 
戸塚駅改札内
ざるそば:生蕎麦?コシよし、喉ごしよし、香りよし。つゆ普通。これまで食べた中で一番うまかった記憶。
 
弊社社食
冷やしぶっかけ:冷凍ゆで蕎麦。コシなし、喉ごしよし、香り微弱。つゆはちょっと甘めで好き。
かきあげ蕎麦:かきあげは貧弱だが、密度が小さい分つゆをよく吸うのでこれもわりと好き。
なにしろ100円。
へんなところで福利厚生が篤い。
 
大泉学園駅南側
ざるそば:はっきり言ってこれまでで最悪。伸びきった茹でそばがそのまま出てきた感あり、ボサボサ。目の前でチューブわさびを絞らないでほしい。そしてぬるい。
ラーメン・うどん・蕎麦屋 らしく、ラーメンはうまそうだった・・・。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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