神奈川県の土田舎振興会は今日、同県に住む会社員の男にサドンデスソース濫用の疑いがあるとして身柄を拘束したと発表した。
男が使用したサドンデスソースは米国で製造されている「デスソース」シリーズの一つで、日本国内で販売されているデスソースの中では最も辛いものとして知られている。
男は以前から習慣的にサドンデスソースを使用していたが、これまでは料理の中にごく少量を添加する程度だった。
しかし今月に入り友人のW博士の家に招かれた際、サドンデスソースよりさらに辛い「ウルトラデスソース(個人輸入品)」にカルパスをディップする食べ方を勧められたことが今回の事件の引き金になった。
そのあまりの辛さに男は一時悶絶したが、しばらくすると何かに目覚めたような表情になり、その後もウルトラデスソースを摂取しては悶絶することを繰り返した。
さらにその数日後、男は自宅にあったサドンデスソースを使用して同様のことを始め、周囲の人間にも勧めはじめたことから重度のデス中毒に陥っていることが発覚した。
男はすでに、デスソースをディップしやすい小型の器まで購入しており、 このまま放置した場合デス中毒はステージ5にまで進行しサドンデスソースをごはんにかけ始めるのも時間の問題とみられている。
土田舎振興会の調べに対し男性は「辛いというより痛い、だがそれがいい」などと意味の分からないことをうつろな表情で供述しているため、土田舎振興会では男性に対する精神鑑定の準備を進めている。
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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