徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

これは…

今週末の福島出張ですが、行程表をよく見ると大変なことになっていた。
通常、ショーの準備時間は4時間程度かかる。
5時間でようやく十分な時間と言える。
3時間ではかなり厳しく、2時間はショーを遂行できるギリギリラインである(作り込みの必要なショーは完全に遂行不可)。
今回は、前日準備の時間が2時間しかない。
その後リハに一時間あって、あとは翌日の本番である。
相当厳しい。
洒落にならん。
今回は大物ネタ3、小物ネタ1。
作り込みはない。
ただし、うち1つは慎重に準備しないと重大な事故を起こす可能性があり、1つはショーを破綻させる危険をはらんでいる。
……きつい仕事になるだろうな。
今回いきなり実戦投入されるかめ姉は気の毒である。
というわけで、一番時間を食うであろう巨大風船の準備のための新兵器を作ってみた。
通常、巨大風船を膨らませるのは二人一組。
まず風船をブロワにて膨らませ、口を押さえて引っ張りつつねじり、もう一人が紐で縛る。
熟練して来れば一人で行うこともできるが、まあかなり難しい。
そこで、それを一人でできるような補助具である。写真。
まず風船を膨らませ、口を押さえてどこかの穴に通す。
次に引っ張りつつねじり、別の穴から引き出す。
そこを足で踏み付けることで両手がフリーになるので、あとは悠々と紐で縛ることができる。
完璧だ……。
とりあえず二つ作ったので、現地に持って行きます。





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。