明日から来週一杯、夏休みです。
で、例の、地方事業所単独潜入任務で特殊工法の慢性的不具合を解消する件。
夏休み明け3日後の8/22出発とスケジュールが決定。
プロジェクトの内容もだいたい把握できてきました。
……かなりの大仕事というか、正攻法ではどうにもならない感じもしてきました。
挙げ句、どうも社長がらみ案件であるらしく（しかも工法のネーミングに社名が入ってる）、「責任」はあまりありませんが結構な重圧です。
とりあえず、昨日になってようやく作戦内容の詳細を説明されたので、大急ぎで馴染みの理化学機器代理店に連絡（このへん博士パワーですね）。
必要な物品を発注しました。
で、なにぶん、任務は「積年の問題の解決」。
これまでの全試験データに用があります。
とりあえず現地でも本社のサーバシステムにはアクセスできるらしく、電子データは現地でも見られるらしいのですが。
問題は紙媒体。
これだよ、と言われた資料は厚さ60センチメートル。
100万円を厚さ1センチとするなら、6000万円の厚さの資料です。
もうね。
プロジェクト始動3営業日前に言われてどうしろと。
60メートルの岩盤に1人で3日で穴を開けられるかと。
もうしょうがないので流し読み。
何が書いてあるのか、という事だけ把握して、内容は現地から請求するしかありません。
くけけけけ。
ただ、自分にとってもっとも重要な懸念事項はそこではありません。
現地に、多分2ヶ月、MAX3ヶ月の滞在になるんですが。
宿泊先はレオパレスという事までは聞いています。
でも、どの物件かが不明。
レオパレスってのは、まあ家具家電付きが売りですよね。
逆に言えば、消耗品類、衛生品類は持ち込みが基本です。
トイレットペーパー、ティッシュに始まり。
鍋薬缶フライパン、食器、布団一式、シャンプー石鹸、等等等。
コレがないと一日も暮らせないよ、ってのが一杯。
しかも、アパートってことはその部屋を自力で保守しなければいけません。
掃除機、便所ブラシ、雑巾、風呂洗浄器具、洗剤類、等等等。
更に問題なのは、レオパレスというものは物件により備え付けられている物品が異なること。
つまり、どの物件に住むのかがわからないと、何を事前準備しなきゃいけないのかがわかりません。
電子レンジがなくても別に生きて行けますがね。
布団類が準備できなかった日には、床で雑魚寝ですよ？
さて、のこり2営業日。
もしかしたら、マジでスネーク並みの現地調達力が社長命令で試されているのかもしれません。
徒然狸 ―タヌキの日記―
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