徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

新居と孤島

23日、研究室の私物をK県E市の新居に向けて発送する。
パソコンまですべて送ったため、研究室でやることがなくなる。
受け取りは25日の夕方に設定。
24日、引っ越しの最終準備を行う。
 
25日朝、ヤマトさんで引っ越し荷物を発送。
こちらは26日の夕方に到着予定。
その後、自身も新居に向け出発。
多少のダイヤ乱れがあったものの、E市までは普通に到着。
レオパレスで鍵を受け取る。

……これが鍵らしい。
どう見てもドッグタグにしか見えないが、磁気キーになっているらしい。
開発者はきっとミリオタなのだろう。
 
続いて、市役所に移動。
転入届を出し、E市の市民となる。
妙な感じである。
ついでに免許書き換え用の住民書の写しを発行してもらう。
で、新居に向かうことにするが、停電の影響により最寄り駅までの電車が止まっており、陸の孤島と化しているという情報が数日前に会社から寄せられている。
もちろん通勤も不可能なので、当分の間はマイクロバスで送り迎えしてくれるとか。
幼稚園か。
E駅から新居最寄りのS駅まではタクシー料金を入居時の一回分だけ負担してくれるとのこと。
しかしE駅とS駅の間は買い出しなどで何度も往復することになるため、タクシーなんぞ使っていられない。
当初の予定では新居付近で自転車を買うつもりだったが、この際なのでE駅で自転車を買い、新居まで行くことに。
 
イオンの自転車屋で変速機付きシティサイクルを購入。
整備の間に昼食をとり、いつもの朝食のうどんと、水が売り切れだったため烏龍茶を購入。
自転車を受け取り、一路新居を目指す。
E駅から自転車移動するつもりではなかったため、ちょうどよい縮尺の地図を持っておらず若干道に迷ったが、それでも30分ほどでたどり着く。
 
築一年の小綺麗な三階建てのアパートである。
新居は二階の一番はし。
ほう。

概形は普通のワンルームだが、思っていたより広い。
ベッドがロフト状になっており、その下が丸ごと収納になっているため、生活スペースが広いのである。

壁際に設置されているテーブルやロフトの梯子も折りたたみ可能で、なんでこんなに広くしようとしているか謎なほどである。
テーブルと反対側の壁際にはなにか棚でも置かないと殺風景である。
スチールラックでも買うかね。
ただ、問題が一つ。
酔っ払ってベッドまで登ろうとしたら完全に転落コースである。
夜中にトイレに行こうとしても同じ運命であろう。
……禁酒部屋かこれは。
 
そうこうしていると研究室から送った荷物が届く。
……

よし、これで落ち着いた!
ただうっかりしてLANケーブルを持ってきていなかったため、ネット環境のチェックは明日。
ちなみに後ろにあるモニタはテレビ。
まああまりみないので、ひとまずはこれで。
と、今度はガス屋が来る。
ガスが開通し、湯が出るようになった。
……なんぞのゲームのような感じがした。 
荷物を片付け、最寄りのコンビニをチェックしたのち、実家に戻る。
なにぶんまだ布団がなく、寝袋も明日にならないと届かないので宿泊不能なんである。
明日も朝から現地に向かう予定。
 
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