厄日（レベル５）

本日は私と同じくスピ子の研究をする二人のうちの一人、Ｋ大尉が着任。
　
…あ、あれ？
私の下につく大尉３名、全員「Ｋ」大尉じゃん。
同期はＫ少佐だし、上官にはＫ中佐もいる。
しまった罠か。
とりあえず大尉３人を呼び分けなくては…。
えーと、まずマイクロ波をやっているＫ大尉（♂）は、以後「Ｋ♂大尉」と呼称します。
本日着任のＫ大尉（♀）は「Ｋ♀大尉」と呼称します。
未着任のＫ大尉（♂）は「Ｃ大尉」と呼称します。
この指令は永続するものとします。
　
さて、名前をつけたところで、何を書きたかったのか忘れました。
えーとなんだ。
あ、レベル５の厄日でした。
まず、Ｋ♀大尉の実験指導をしているとき。
三角フラスコを蹴飛ばして叩き割る。
つぎに、その三角フラスコ、よりによって粉々になる。
実験をする大尉の後ろで掃除機をかける少佐。
威厳のかけらもない。
私の誕生花は編笠百合、花言葉は「威厳」なのに（関係なし
さらに本日は、研究の第三次中間報告。
それだけでも厄だが、さらに報告後、元帥より通達。
「これは良い論文になる」
ここまではよい。
「だから、あと、アレとコレとソレのデータを出しなさい」
サラッと言われたが、実は大変な騒ぎである。
「アレ」と「コレ」と「ソレ」を生体触媒に与えて反応させてみろ、ということだが、どれも市販の物質ではない。
…合成しなきゃいけないわけで。
ついでに、生成物を定量するには、純粋な生成物を用意する必要がある。
それも、市販されていなければ合成。
ついでに、今現在、合成しなければ行けない物質がすでに二つある。
しかも、ドイツ学会のテーマはまた別である。
今年中に終わるかい？？？
……
報告会のあと呆然としていたら、Ｋ少佐に同情されました。
同情するなら金…はいらないから、臭素化合物とジケトンをくれ！
だ、だれか俺を癒しておくれ…女性限定で（氏ね
　
…こんな時こそ私の精神コマンド「逆境で燃える」をつかうべきなのだが、今日はもうＭＰが足りないようだ。
川の向こうにお花畑が見えるし。
あはは。
　
で、明日のプログラミングのＴＡは、配列をやるそうです。
以前私は、ペルソナ用仮想人格構築言語「綾織」において、二次元配列で訳が分からなくなった経験があり、配列を忌み嫌っています。
…まさかこんな形で再会するとは、うふふ。
しかも今回の課題は、ベクトル系の計算。
高校数学で私がどうしてもなじめなかった概念、ベクトル。
…まさかこんな形で再会するとは、うふふふふへへへ。
笑いが止まりません。