徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

いつもの大学

した。
・・・てか、いい加減書くことがなくなってまいりました。
そらまあ、毎日まじめに大学行ってるからなぁ。
そういつも面白いことが起こるわけでもなし。
かといって勉強内容を普通に書いてもつまらぬ。
・・・じゃあ、普通じゃない書き方をしてみよう。
 
「あーどうもこんにちわ、タヌキです。さて今日のぼくの一日を振り返って見ましょー!」
「・・・キサマ、随分陽気だな。取調室で良い度胸じゃねえか」
「け、啓二さん・・・じゃない刑事さん、おれホントに殺してねえだよ!アリバイだってちゃんと」
「ほう、じゃあそのアリバイとやらを聞かしてもらおうじゃねえか」
「聞いてもらおうじゃねえか」
「・・・」
「・・・・・・」
「コイツ、ぶち込んどけ」
「嘘ですごめんなさいお代官様ー」
「・・・」
「・・・えっと」
「発見された害者の死亡推定時刻は今日午前9時30分から10時の間だ。おめえその時間、どこでなにやってやがった」
「・・・真面目に授業受けてましたけど」
「何の授業だ?」
「電気分析です」
「じゃあちょっくら、その内容を聞かせてもらおうかい?」
「・・・。・・・ぅ」
「どうした?」
「あーっと・・・ちょっと記憶が・・・」
「おう、おめえさっき、授業出てたっつったじゃねえか。なのになんで内容が家ねえんだ? おう!(ドンッ)」
「け、刑事さん、そんな大声出して豆腐を叩き潰さないでくださいよ」
「うわ! 誰だこんなところに豆腐を置いたやつは!!」
「わたし」
「キサマかよ!!」
「あはは、参ったか」
「・・・。で、授業の内容は」
「・・・記憶にございませぬ」
「出てたんじゃねえのかい?」
「・・・ちょっとうつらうつらして」
「まてやこら、てめえさっき、真面目に授業受けてたと、抜かしたじゃねえか!」
「う、・・・あー・・・それは、まあ言葉の綾ちゃんで」
「そうはいくか! 貴様のしたことは公務執行妨害に当たるんだぜ」
「な、なにぃ!?」
「当局は本日現時刻、公務執行妨害の現行犯でキサマを逮捕、拘留することとする」
「そんな、刑事さん、あんた別件逮捕やなんて・・・」
「ふん、元はといえばキサマが一丁前に偽証なんぞするからだぜ。
・・・まあ、これでゆっくりとお話を伺えるってもんだ。ははは!!」
「くぅぅ・・・」
 
・・・・・・・・・・・。
・・・えーっと。
まあ、たしかに普通じゃないですが。
面白くはねーんじゃないの? と;
うー、また無駄な時間を過ごしてしまった・・・。





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