実印用の印鑑をつくってみました。
平日が休みなのは9月いっぱいなので、実印登録を済ませてしまおうと思いまして。
せっかくなので純チタン製。
青いのは塗装ではなく、チタンそのものの色です。
正確には、酸化チタンの薄層ですね。
金属チタンの表面には必ず酸化チタンの膜が存在しており、このためチタンは安定でいられるのです。
で、この酸化膜の厚みを人為的に制御してやると、写真のように色がつきます。
・・・実際には、色がついたように見えます。
酸化チタンの薄い膜が、青い光を選択的に跳ね返す(回折する)ため、青く見えるんですな。
この酸化膜の厚さを変えてやると、青以外にも黄色や赤や緑など、様々な色にすることができます。
同じ現象(回折)は、シャボン玉でも見られます。
シャボン玉の表面っていろんな色が入り交じってますよね。
シャボン玉の膜は非常に薄いので光を回折します。
でもその厚みは均一ではなく、場所場所でムラがあるので、場所場所で回折する光の色が違うんですね。
どうしてこうなった
徒然狸 ―タヌキの日記―
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