徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

わたくしの存在を洗い流さんとばかり轟々と吹きつける野分は、しかし、忘れかけていた自然と云う身近な存在を、その生命力を持って確かに伝えてくれているようにも思えるのでした。

すげえ台風でしたね。
仕事は1700時に切り上げになり。
情報では、電車はまだ動いているとのことだったので、駅に向かいました。
徒歩十分の道のり。
死ぬかと思いました。
とりあえず社屋を出て、傘をさすのは諦めました。
で、まず、雨が痛い。
大粒の雨がビシバシ飛んできて、風に向かって正立できないほどです。
あと、風がすごい。
歩いてたら車道まで吹っ飛ばされそうになり、姿勢を低くすることを覚えました。
で、この状況下において普通に運行している単線JR。
馬鹿かとアホかと。
助かりました、帰れました。
まあ、十年に一度くらいは、こういう経験があってもいいのではないかと思いました。

徒然狸 ―タヌキの日記―
 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
筆者は盲導犬を個人的に応援しています。
下記のリンク先にあるボタンをクリックすると、(社)日本盲導犬協会に対して1円が募金されます。
どうか、ご協力ください。
http://kakaku.com/donation/
募金は株式会社カカクコムが代行して行いますので、あなたには金銭的負担は生じません。





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。