徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

ポスターと二分金

専攻内の博士同士の交流を促すための発表会、というはた迷惑なものがありまして。
明後日に差し迫って参りました。
発表方式はポスター。
……修士まではポスター発表専門の研究室にいたので知りませんでしたが、発表口頭のほうが格段に楽なんですよね。
発表時の拘束時間はポスターは一二時間なのにたいして口頭は15分程度。
発表資料も、口頭ならいつものディスカッション資料を繋ぎ合わせてプレゼンにすればよいですが、ポスターは畳一畳ほどもあろうかというA0版の紙一枚にすべてを綺麗にまとめないといけない。
巨大なキャンバスに絵を描く絵かきのような作業です。
で、今日ようやく印刷してきました。
やれやれ。
面倒だなぁ明後日。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
以前から古銭集めをちょろちょろやってたんですが。
本日ヤフオクで、念願の二分金を落札することに成功しました。
……えーと。
江戸から明治くらいには一両ってお金がありまして、後にこれが一円に換算されたわけですが。たしか。
一両はたしか1000文くらいに当たります。
で、
1両=4分=16朱=1000文。
だったとおもいます。
あと、単純に金属の重さが額面になっている「匁銀」なんてのもありました。
で、落語とかによく出て来るのが両と分です。
じゃあ、実際に手にとってみたいじゃないかと収集しているわけです。
これまでに一分銀、一朱銀、文銭はゲットしました。
この辺は明治時代に流通した新しいものなら、状態のいいものが数千円で手に入ります。
一方の両……つまり小判は要は金塊なので、状態が悪いものでも非常に高価でちょっと手が出ません。
匁銀もそこそこ大きな銀塊で高いので、こちらは偽物で我慢。
あとは、手が出せそうな二分金を狙っていました。
額面は一分銀の二倍で、サイズは一分銀と同じくらいの痩せた切手サイズです。
ただ、純金ではないものの腐っても金。
高い。
これまで見てきたのは、余程状態がひどくないかぎり万はしてました。
しかしこのたび、未使用品?と表記のある美品が即決5000円ででておりまして。
迷わず落としました。
……まあ、普通は怪しいと思いますが、いくつかの理由で信用しました。
・以前にも利用したことのある店で信頼できる
・明治時代のもので流通量が多い
・鑑定書を付けてくれるらしい
・一年以内に偽物と判明したら返品可
・一週間以内なら客の都合で返品可
とまあ、こんなとこです。
それにまあ偽物でもこちとら分かりゃしないし、五千円だし。
ひゃっほう。
 
ちなみに今後の目標。
・一円銀貨……就職したら欲しい
・一両小判……十年内外で欲しい
・五匁銀(本物)……同上
・大判……逆立ちしても無理
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
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