徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

にはは

the 1000th winter――
その大学では講義が行われていた。
本日のお題は、計算化学。
計算化学なんぞ元より解さないのに、最先端のお話。
用語の解説をする気配すら無く、専門用語とコンピュータ用語の飛び交う中、展開される講義。
しかも早口な上、笑いながらはなすため聞き取ることすらままならず、ますます意味不明。
しかも極寒の教室で、延々二時間半みっちりと。
講義はどこまでも続いてゆく。
松平が待つ、その大気の中で。
…ほとんど拷問でした。
というかこのクソ寒いのになんでにははなんだ。
うぐぅだろそこは…。





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