インターネット黎明期。
文字情報が行きかうパソコン通信を脱却したとはいえ、回線速度は僅かに14.4 kbps。(現在の一般的な通信環境は50000〜100000kbps)
ウェブサイトに画像を一枚載せるにも気を使う時代だった。
当然、当時のウェブサイトは文章を主体としたものだったが、それでも彼らは現在のYoutubeと同様に、風変わりなことをして他人を笑わせようという意気込みにあふれていた。
みんなきてKOIKOIというサイトがあった。
メインコンテンツは「爆裂カップメン」。
「いろいろな飲み物でカップ麺を作る、そして食う」
「作ったものはすべて食べる」
「ただし命の危険を感じた場合は例外とする」
そしてその様子を文章のみでレポートにし、読者を爆笑させていた。
・・・で、まあ過去形で書いており、現在では「みんなきてKOIKOI」というサイトはなくなってしまいましたが、なぜか爆裂カップメンだけはかろうじて生き残っており。
↓から閲覧できます。
http://koi2.chu.jp/ch/cupmen.html
この爆裂カップメン、最終的には石鹸水だの液体窒素だのとんでもねえことをやらかしますが、最初はいたってシンプル。
特に、緑茶でカップ麺を作るとうまい、という情報が記憶に残っていました。
・・・思い出してしまったのでやってみました。
カップヌードルライト(シーフード)に、伊藤園の粉末のお茶を小さじ大盛りぶち込む。
湯を注ぐ。
3分待つ。
・・・おお。
なんか血色が悪い!!
でもまあ、さすがにお茶なのでまずいとかはないでしょう。
喫食。
・・・確かにまずくはありませんが、なんというか。
KOI2さんが書いていたほど、おいしいとも思えません。
シーフードでやったからなのかわかりませんが、味を表現するならば「カップ麺とお茶を混ぜたもの」としか言いようがありません。
お茶の香りと渋みのある、シーフードヌードル。
結論。
別々に摂取すれば、カップ麺とお茶、2回楽しめるよ!
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/
爆裂!カップメン!!―お湯以外でカップメンを作る!そして食う (HPブックス)
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