徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

鶴亀算と補助犬

春一番が吹くとか吹かないとかの、生温かい風の中、会社説明会
……説明会だと思っていたら実は一次選考でした。
普通に筆記試験を解かされる。
何たる不意打ち、と思いきやまあ簡単でした。
鶴亀算とかみるの十何年ぶりですかね。
大人なら方程式で解くべきなんでしょうけど、面積図にしたほうが簡単なのでそっちでやりました。
やれやれ。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
で、昼過ぎに大学最寄り駅に到着すると、ワンコが二匹。
アジアワーキングドッグサポート協会という、介助犬聴導犬の育成を行っている機関が募金活動をしていました。
小銭入れにあった百円玉五枚ほどを募金し、ワンコを撫でさせてもらう。
聴導犬研修中」のゼッケンを着けたサスケというプードル系のワンコでした。
さすがに訓練されているだけあって、人懐っこくあれ過度にジャレついてくることはありません。
本来、補助犬は町で見かけても構ってはいけないので、なかなか貴重な体験です。
チャリティグッズでも買うかね……。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
チャリティグッズと言えば、以前盲導犬協会のマグカップを買いまして、いまも研究室で使っています。
カップには犬と女の子が遊んでいるイラストが描かれていて、盲導犬のシンボル的な白いハーネスは離れたところに置かれています。
ハーネスを着用した盲導犬は自分が仕事中であることを自覚し、顔付きが変わります。
人込みでも電車の中でも、他の犬に吠えられても平然としています。
……絵の中でくらいハーネスを外して、自由に遊ばせてあげたいということなんですね。
 
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