徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

階段と減量

うちの研究室がキャンパス内のあちこちに分散しているのは以前書いたとおりです。
で、まあ毎日階段を上り下りしていますが、いつもどれくらい上り下りしているのか気になっていまして。
今日は平均的な忙しさの日だったので、試しに数えてみました。
結果。
今日一日で、階段を32階分上りました。
レッツ健康!
……ただ、これってどれくらいの運動量なんでしょう。
二日に一回、サンシャイン60を歩いて登るくらい。
微妙だ……。
ネットで調べる。
すると、階段上りは運動強度8.0。
これは時速8キロで歩行した場合に相当する(ジョギング程度)の運動量で、あとはそれを何分行ったかで消費エネルギーなりなんなりに換算できるらしい。
ちなみに下りは運動強度3.0で、これは普通に歩くのと大差ない。
で、問題は階段を一階何秒で上っていたかである。
……これは測定してなかった。
仕方ないので、とりあえず自宅マンションの階段で測定してみる。
15秒。
すると、32階分の階段上りは総計8分となり、一日平均8分のジョギングをしているのと同じ運動量ということになる。
ふむ。
何となく運動量が見えてきた。
 
……ただ、この運動量算出に、若干の疑問はある。
ようは、エネルギー消費量は階段を上っていた時間に比例するって話なのだろう。
じゃあ、階段を駆け上がったら??
所用時間が半分になれば、消費エネルギーも半分である。
しかし、物理学的には、普通に上ろうが駆け上がろうが同じ重さの物体を同じ高さまで持ち上げる仕事をしているわけで、消費エネルギーは変わらない。
現実的には、駆け上がると無駄な動作が増えるので消費エネルギーは増加する。
……何を信じれば。
まあ、駆け上がるとか極端な話ではなくても、階段を上る速度なんて人それぞれ。
なのに、消費エネルギーを時間の関数にしてしまうのは、なんだかすっきりしない話ではある。
 
足元だけ鍛えられていく
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
……なんか恐ろしいことに気付いた。
私は現在、減量して遊んでます。
基本的に食事制限。
そしてひたすら階段をのぼってます。
正直、最初は減量とかではなくただの健康指向だったので、厳密にいつ頃から始めたのかは覚えていませんが、減量を指向し始めてから3ヶ月弱、というところでしょうか。
体重は現在9キロ落ちています。
早過ぎず遅すぎず、適当なペースのような雰囲気ですね。
ズボンもかなりダボついてきました。
ただ、基本は食事制限です。
腹が減っても間食する暇がないという状況を最大限に利用しています。
摂取カロリーは以前の半分程度になっているはずです。
ただ、食う量が半分ということは、ミネラル分の摂取も半分になっているということ。
なかでも怖いのはカルシウムの不足じゃないかと思い至りました。
何が怖いって、不足しても即効的な症状が出にくいからです。
人間の体内にはカルシウムが大量に蓄えられています。
骨ですね。
骨というのはもちろん、体を支えるために存在しますが、もうひとつ重要な機能があります。
カルシウムの備蓄です。
体内(血液や細胞の中)のカルシウムが不足すると、それを補うために骨が溶かされ、カルシウムが体液中に供給されます。
そのため、ちょっとやそっとカルシウム摂取量が足りなくても、症状が出にくいと思われます。
そして気付かぬうちに骨は脆弱化していくわけです。
……とりあえず、マルチミネラルサプリメントでも摂るか。
 
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