越えて行く遥か夢も
流る川のほとりを
いつもひとりで
いつも歩いた
今は違う路を
遠くなる遥か夏よ
流る川の町で
僕ら遊んだ
僕ら生きてた
今も覚えてる
昨日今日と梅雨明けしたかのような晴天でしたが、明日からまた雨のようで。
まあ日曜日は寝てるだけなのでどうでもいいですが、月曜が鬱だ……。
徒然狸 ―タヌキの日記―
論文のリバイス完了。
再投稿しました。
さて、これで通ればいいんですが……。
ところで、原稿を送信しているまさに最中に、パソコンが突如落ち、再起動が始まる。
……なんか調子悪いんですよね最近。
電源の不調でしょうか。
まあ、前の研究室から持ってきたもので、指折り数えて今年で六年目。
そろそろ変え時なんですかね。
助成金が出たら買い替えるか……。
徒然狸 ―タヌキの日記―
「生物」の定義をご存知でしょうか。
……実は、一般的には定義されていません。
ただの「化学反応」と「生命」の間に、明確に線引きすることが出来ないためです。
例えば、ウィルスは放置しておくとどんどん増殖していきますが、生物ではない、という説が一般的です。
あれは、動物の体に入ると細胞に付着し、自分の遺伝子を細胞に注入する、という動作をするだけのナノマシンなわけです。
一方、細胞はタンパク質の製造工場でもあります。
遺伝子を注入された細胞は、その遺伝情報(設計図)を元にウィルスを作り、外に放出します。
こうして、ウイルスは増殖します。
別にウイルス自身は、増殖したいなんてこれっぽっちも思っていないのに、動物の細胞とくっつくと細胞が勝手にウィルスを複製してしまうので、増殖してしまうだけなんですね。
ところで最近、「ナノバクテリア」という存在を知りました。
こいつは、まだその正体がよくわかっていません。
ナノサイズの構造体で、自己増殖するようですが、生物ではないという説も濃厚です。
遺伝子も見つかっていません。
「自己増殖粒子(自己増殖するが生物より化合物に近いモノ)」なんぞと呼ばれることもあるようです。
そして駆除法も確立されておらず(通常のバクテリアが死滅する環境でも平気らしい)、細胞バンクでもナノ粒子が見つかっても、培地を交換して希釈するなど消極的な対策しか取れないようです。
しかし、この小さな謎の物体は人間の病原体になりうる、という説もあります。
例えば、腎臓結石の中心部からはナノバクテリアが見つかることがわりとあるそうです。
我々の非常に身近なところに、こんな謎の物体が潜んでいるというのはなんだか変な感じですね。
徒然狸 ―タヌキの日記―