徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

新製品と寄席

新製品を考案した。
最近はガムに、廃棄用の包み紙が添付されている商品がある。
しかし、廃棄が面倒な私は基本的にガムは飲み込む。
ただ、ガムというのはなにしろ飲み込みにくい。
そこで、新商品である。
紙の代わりに、錠剤がいくつか添付してある。
そして、喫食中のガムが不要になったら、錠剤を口に入れる。
すると、ガムが溶けて無理なく飲み込める、というものだ。
つまり、錠剤自体はチョコレートのような、親油性の食品であればよい。
いかがだろうか。
 
= = =
 
A退役中佐と遊ぶ。
寄席にて、陰気な落語家壽輔師匠と再び遭遇。
昼の部のとりを勤めてらっしゃいました。
大物だったのか……。
出し物は、酒に酔った人間を描く「親子酒」でした。
あと私の知っていた古典は以下の二つだけ。
・得意の旦那の奥さんとの間男がばれそうになる「紙入れ」
・天神様にお参りに行く途中、子供に縁日の菓子をねだられる「初天神
全体的に創作落語の多い日でした。
おそらく、連休で若い人の入りが多かったせいでしょう。
 
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タヌキに聞いてみようのコーナー。
連休ですね。
「家にいると本当にやることがない。酒を飲むと眠くなるが、寝れば研究の夢ばかり見る。無間地獄だ」
それでは、また。





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