徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

引っ越しと熟成

朝から研究室の引っ越し作業。
受け入れ先の立ち退き・改装が滞っているため、だらだらと続いています。
昼過ぎまでやったところで、大将に呼び止められる。
外部から中尉が研究室訪問に来たので、まあ話を聞かせてやれとのこと。
昨日の今日なので思わず噺を聞かせてやろうかと思ったが、僕はふつうのひとなので普通に話す。
……なんだかんだで夕方に。
来週は学会とドクター発表会である。
資料はまだできていない。
急いで取り掛かり、なんとかポスターの方は一通り出来上がりました。
初めてのA0ポスターにしてはまあまあ、それっぽい感じです。
一晩寝かせて明日校正します。
……この、出来た作品を修正していく前に適当な時間を置くことを「熟成」と呼んでいまして、数行小説の類を作ったときなんかは、必ず一週間はこの熟成期間をとります。
私の独特のやり方だと思っていたんですが、そうではないらしく。
論文の書き方の本を読んでいたら、「原稿は一気に書き上げ、一週間放置してから校正しろ」と。
定石だったようです。
書いてすぐの文章の内容は、細部までしっかり記憶しています。
その状態で読み直して、少々おかしな部分があっても、自分が何をいいたいのかわかっているために無意識のうちに納得して読み飛ばしてしまう。
おそらくは、そんな現象を避けるためと思われます。
 
= = =
 
タヌキに聞いてみようのコーナー。
最近はまっていることは。
「昼飯は蕎麦」
それでは、また。





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。