徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

強運の風

追い風です。
入学前からすべての状況が私に味方しています。
材料と生物、という私のやりたかった分野がセットになった研究室が見つかったのも運。
そして今私はある細胞を使って実験をしていますが、その細胞に詳しいからなにかあったら聞いてくれ、という人が既に二人も現れています。
二人とも別口の友人知人で、ここ最近は疎遠の人でした。
また、私の研究分野が最近になって俄かに活気づき始めています。
さらに、キャンパスは念願の「山の見える学校」。
人生初の野性タヌキとも遭遇。
二回も。
そして今日、教授から連絡。
科研費に受かったとのこと。
……つまり、研究室に対して国から数年間にわたり予算がもらえるのです。
とりあえず今年はいつもより余計に●00万ほど使えるとのこと。
「こんな予算を持つのは初めてだ」と教授。
私が修了するまでは予算に困ることはないそうです。
……ちなみに私が前にいた研究室でも、私の在学期間に科研費がでていました。
毎度ながら何という強運。
この強運が途切れたときには死ぬような気さえします。
……頑張らなければ。





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