ぼくがいま作っている新材料のテストプレート(材料の性能を測るために試作する板状のサンプル)が見事にまっ黒なので、2001年宇宙の旅にでてくる「モノリス」にそっくり。
せっかくなので(?)TMA-1モノリスのごとく机に立てて、斜め上から撮影した写真を報告書に載せて部長を笑かしてやろう画策したのですが。
写真を撮っていたら同僚に変な顔をされり。
「えっ?2001年宇宙の旅のモノリスっぽいでしょ?」
「なにそれ??」
「2001年宇宙の旅 って知ってます?」
「すみません勉強不足で」
「ほら、モノリスっぽいですよね」
「あー・・・なんかバラエティで見たことあるような」
マジかと。
2001とGoogleに打ち込めば、筆頭に「2001年宇宙の旅」が出てくるというのに。
・・・一般人は2001を知らないんですね・・・
先のベテルギウス事件が脳裏をよぎります。
そういえばここは、ぼくの生まれ育った世界線ではない、並行宇宙なのでした。
この宇宙ではアーサー・C・クラークは存在しないのでしょう。
あとまあ、あの作品を地上波で流そうものなら、放送事故と間違えられて苦情が殺到すること必定だし。
ハードSFの話ができる同僚がほしい
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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