そんなわけで、風呂にサドンデスソースをぶち込んでみる。
ちなみにサドンデスソースとは日本で販売されているなかで最も辛い調味料であり、カップ麺にひと垂らしいれれば激辛になるレベルです。
・・・とはいっても、ほかのサイトでよくやっているように一本全部ぶち込んで「ぎゃーいたいー」とかやるのはバカらしい。
あくまで、温浴効果を高めることを目指しています。
何よりもったいない。
ここは化学風味で行きましょう。
Wikipediaによれば、サドンデスソースのスコヴィル値は約10万。
ちなみにスコヴィル値とは、砂糖水でどれくらい希釈すれば辛さを知覚できなくなるかという倍数です。
つまりスコヴィル値10万とは、10万倍に希釈すればギリギリ辛さを感じられるレベルになる、という意味合いです。
さて、風呂に入れる湯は半身浴レベル、100 Lくらいでしょう。
ということは1たらし、つまり約1 ccのサドンデスソースを入れるとちょうど10万倍希釈となり、スコヴィル値１の風呂が出来上がります。
ただこれは知覚下限界なので、ちょっとつまらない。
考えた末５たらし入れる。
スコヴィル値５の風呂の出来上がりです。
ちょっと味見。
・・・うーん。
辛いと言われれば辛い気もしますが、ただの湯だと言われればただの湯です。
レッツ入浴！
げっほんげっほん！
鼻が痛い！
デスソース特有の、あの嗅ぐだけで辛いやつです。
これはきつい。
でも実験なので我慢。
・・・うーむ。
匂い以外は普通です。
普通の風呂の感じです。
と思った数分後。
なんだかくちびるが痛い。
最初に味見したときに付着した奴が今頃来たのです。
おお。
これは効いている。
・・・が、べつに温浴効果が高い気もしない。
びみょーん。
風呂から出て十数分後。
なんか体がひりひりする！
いやん！
本日の結論：デスソース風呂は痛いだけで熱くはない
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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