徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

お茶と骨

私の入選句が入ったおーいお茶が届きました。
おお。
予定では確か来年以降だったはずですが、意外に早い到着です。
物は玄米茶のホット用、ミニボトルです。
今年の冬から出回るんですかね。
店頭で探してみなければ……。
で、大量にありますがこれどうすれば……。
まあ一本は飲んでみて、一二本は保管して、あとは周囲に配る……のも微妙か。
研究室に持って行くのもいいが、重いからなぁ……。
うーむ。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
うーちゃん(骨髄幹細胞)からぶーちゃん(骨芽細胞)への分化誘導もいよいよ後半戦。
順調に分化が進行しているようです。
これが誘導中の細胞。
穴(ウェル)の中に赤く見えているのが培地で、その底に細胞が張り付いています。
+と書かれたウェルでは分化誘導を行っており、−のウェルでは誘導せずに、うーちゃんを普通に培養しています。
こうしておいて後で両者を比較して、誘導が成功したかどうかを判断するわけです。
線がびーっと引いてある部分は空きウェルです。
で、+と書かれたウェルの中が、何やら濁っているような、白いものが見えますかね。
−の方は透き通っていると思います。
この白いのはカルシウムやコラーゲンの複合体の骨基質であると思われます。
ぶーちゃんは、体の中で骨を作る細胞です。
つまり、うーちゃんがぶーちゃんに分化したことで、骨を作り始めているんですね。
来週でぶーちゃんが完成する予定です。
ちゃんと分化しているかの最終的な確認は、ぶーちゃんが特異的に発現する「アルカリフォスファターゼ」という酵素の量を測定して行います。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
そういえば最近書き漏らしていた夢で、雪原の夢がありました。
雪山登山をしているんです。
途中氷河やクレヴァスがあり、険しい登山。
そして、ふっと視界が開けると、一面の雪原。
人口的な、円筒形の背の低い物体が一定間隔で設置されていますが、そのほかには何もない、灰色の雪原でした。
これはすごい光景だと思ってかばんからカメラを取り出し、撮影。
デジタルカメラなので、撮ったらその映像が画面に表示されます。
しかし、画面にはなぜか真っ赤な映像が映し出されるばかり。
すると、どこからか男が現れて、ここは軍用地なので、写真を取ってはいけないと叱られました。
どんなに写真をとっても赤い映像しか記録できないのは、じつは機密保持のための軍の秘密兵器の作用でした。
円筒形の物体から特殊な信号が発せられており、デジタルカメラの映像回路に働きかけていたのでした。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―





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