殺生石とまた新キャラ

私の扱っているサンプルのなかで、サンプル名「P13」という基板がありまして。こいつは、フィーちゃん（細胞）でもぶーちゃん（細胞）でも、乗せるだけで死滅させてしまうスーパーな基板です。
他の基板と材質は同じで、別に毒を吐いているわけでもないはずなんですが……。
……とりあえず、こいつを「殺生石」と呼ぶことが、本日の脳細胞会議で決定しました。
しかし、この理由を解明するのが私の使命なのよね。
うーむ。
　
= = =
　
明日は医大でクーちゃん（細胞）講座を受けてきます。
ところですっかり忘れてましたが、この実験ではクーちゃんを直接扱うわけではないのです。
……あれ？
以前にも書いたっけ？
書いたな。
詳しくは日記内を「マスト」で検索してください。
えーつまり。
単球細胞を基板に撒いて、分化誘導をかけるとクーちゃんに変身するんですな。
そして、変身率とかクーちゃんの働き具合とか見る実験です。
ということは。
……単球にも名前をつけなければ！
しかし、問題が。
撒くのは単球ですが、実際にクーちゃんに分化するのはそのなかのマクロファージだったはず？
どっちに名前を付ければいいのかわからない。
「両方つけなさい」
おお。
グレートスピリッツからのお告げがありました。
仕方ないので両方つけます。
　
単球。
英語ではモノサイト。
サイトさん。
……さっちん？
うん。
鷲掴みゴーストとは関係ありません。
……ちなみに、本家のほうはほとんど知りません。
この日記を定期的にご覧になっているであろう方のうち、このネタが通じるのは二人だけのはずです。
　
さて。
もう片方。
マクロファージ。
もとから英語名です。
サイトさんと同じ命名法をあてはめると「ファージさん」になり、界隈でも聞いたような名前になりますが、残念ながら「ファージ」は生物学にすでに存在する単語なので却下（細菌に感染するウィルス、バクテリオ・ファージ。通称ファージ）。
えーと。
クロさん。
クロ。
うん。
トーク数無限のゴーストとは関係ありません。
　
こうして、私はまた一つ次の次元に進んだ。
　
= = =
　
というわけで、そろそろさっちん（細胞）を使った実験が始まります。
ちなみにさっちんはヒト由来の新鮮細胞。
……人間から取り出して、すぐ使う、というわけです。
……ドナーは誰なんだ……。
　
= = =
　
本日のバナナのコーナー。
それではお願いします。
「俺は何を求められているんだろう……」
それでは、また明日！
「……」