徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

圧力とプレス機の謎

盆前から悩んでいたのですが。
圧力表示の意味がわからない。
たとえば、能力80MPaのプレス機があったとして、そのプレス機の力は実際どれくらいなの。
単純換算すると、平方センチ辺り800キロの荷重をかけられる機械、という意味なんだろうか。
なら断面1平方センチの材料をプレスするとき、それは、材料の上に800キロのおもりを静かに置くのと同じことなんであろう。
じゃあ、材料の断面が10平方センチなら?
常識的に考えて、材料がどんな大きさだろうが、プレス機の力は変わらない。
なら、断面10平方センチの上に800キロのおもりをのせることになるんじゃないの。
そのとき材料にかかる圧力は8MPaである。
あれ、プレス機の能力「80MPa」はどこに行った……?
プレス機のカタログにある「80MPa」とは、一体何をしたときのどこの圧力なんだ……。
プレス台全体にかかっている圧力が80?
なら、カタログを見た人間はプレス台の面積を計算しないとプレス機の力が分からないのか?
もうさっぱりわかりません。
 
しかし、いろいろ調べた結果、多分これだという答を発見。
要は、油圧ポンプの圧力なんですな。
だから、実際にどれくらいのプレス力が発揮されるのかを知るには換算表を見るしかないらしく。
なんと面倒な……。
実は、プレス機の力はニュートンで表されることが多く、換算しようとしてすっかり混乱していたのでした。
おとなしくkgfで表して欲しいです……

 
= = =
 
夢をコントロールできるようになったら、「何ヶ月もボーッとしつづける」夢を見てみたい。
精神的安息が得られるのか、一晩で数カ月間をシミュレートすることで物凄く疲労するのか、賭ではあるが……。
 
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ぼくのなつやすみ」の後半で、沢山のトンボが舞うのを見つけた主人公がこんなことを言う。
「今日から、ちょっとだけ秋なんだよ」
今年も、夏が終わる。





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