徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

新店舗とつけ麺

駅前に「つけ麺屋のぶなが本店」とやらが出来たので入ってみる。
しょうゆつけ麺や味噌つけ麺など種類があるが、しょうゆがスタンダードらしいのでそれにする。
麺の量は並から大盛りまで同じ値段だったので大盛、あつもり。
入り口の券売機の傍にはスタッフが待機していて、傘を傘袋に入れてくれた。
なかなかやる。
中はまあ普通。
カウンター席のみの小綺麗な感じ。
二階もあるようだが、そっちは知らない。
スタッフに食券を渡す。
水を飲む。
レモン風味だ。
感心感心。
……そこで気付いたが、客の目に触れるスタッフは全員女性である。
フジテレビの汐留ラーメンを思い出す。
あそこもスタッフは全員女性で、ラーメンの味はかなり個性的だった。
例えるなら和風ポタージュスープのような。
……大盛にしたのは軽率だったかもしれない。
 
待つこと六分、つけ麺がやってくる。
あつもりの麺が干からびないよう、麺の器に湯が多めに入れてあるのが印象的だ。
これは同時に、食べるごとにスープが薄まってしまうという両刃の剣だが、ここの売りは「濃厚スープ」なので問題ないのかも知れない。
麺は極太麺。
やや透き通った感じで、コシはまずまず。
スープは看板どおり濃厚。
酸味よりやや甘味の勝った大勝軒風で、美味い。
チャーシューは細切れ、メンマは普通。
卵は申し分ない半熟で、味がよく染みている。
器もしっかり温めてある。
量も十二分である。
 
総評、4.5MAD。
0.5MADの減点理由は、個人的には酸味の効いたスープのほうが好きだからである。
甘味系は、食べてるうちに飽きるんだよね。





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