徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

年度始めは

忙しい。
まず、新しい小隊での実験。
もうとにかく機材がどこにあるか分からない上に、中将もいない。
というか、俺以外誰もいない。
なんちゅう小隊だ・・・。
というわけで、研究室の中を探し回り、隣の測定室も探し回り。
それでもなければ徒歩80歩離れたH小隊に探しに行かなければならない。
何度も何度も行ったり来たり。
GC−MSは隣の棟なので、そっちも行ったり来たり。
おもりのおかげで、すね周辺が筋肉痛になってきました。
あとはTAも明々後日から始まるし、医大も来週から始まる。
超ヨシヤパテ・・・。
 
= = =
 
伊藤園から電話。
葉書の受領報告、名前と住所の確認のほか、軽く尋問される。
「句会などに所属されてますか?」
「いえ」
「俳句はいつも、どのような感じで作っているのですか?」
「べつに作ろうと思って作るわけではなく、普通に生活していてふっと感じたイメージを俳句にして、メモしておくだけです」
「では、この俳句大賞に応募するために作ったわけでは・・」
「ないですね、メモの中から選んで応募しただけです」
「いつごろ作られた作品ですか?」
「多分今年に入ってからだとは思います」
「この俳句はどのようなときに浮かんだのですか?」
「いやー覚えてないですが、田舎が好きなのでこういうイメージはよく浮かびます」
こんな感じで五分ほど。
この電話を一人ひとりにかけてるのか・・・大変だな。
結果発表が7月ってことは、その後Webサイトにまとめて、すぐに次の応募が始まるはず。
ということは、伊藤園には普通に、「俳句大賞」の部署が常設されているはずである。
風流な仕事だなぁ・・・。





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。