徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

イベント報告

いやはや、昨日はえらい騒ぎでした。
イベント中いくつかトラブルあり。
水素のシャボン玉が全く飛ばなかったり、フラスコの湯がなかなか沸かなかったり…。
私も一つやっちまいました。
本番中、舞台袖で実験に使う一斗缶にCO2をボンベから充填していたのですが、バルブを捻り過ぎました。
レギュレータが付いていなかったのが災いして、CO2が大音量でシュー!と噴出。
あう。
 
あとこれはセーフでしたが、舞台で盛大に転びそうになりました。
私の持っている一斗缶にマジシャンが魔法をかけると、一斗缶が暴れ出す、というシーン。
実際は缶が暴れるわけないので、パントマイムで暴れてるように見せるわけです。
まず、体を固定したまま、缶を両手で持って真横に突き出し、腕が伸び切ったところで、缶と腕の慣性に引っ張られるように体をそちらに流します。
そしてたたらを踏んだのち、今度は別の方向に缶を突き出し、慣性でそっちによろけ…とやってると、私のほうが缶に振り回されてるように見えるのです。
たぶん!
…我流なので詳細は不明です…。
で、まあそれも、広い舞台なので、全力でぶん回すわけです。
…リハの時はトレッキングシューズでしたが、本番は革靴でした。
しかも、実はマジシャンが、打ち合わせよりかなり早い段階で「来来来来…」と呪文を唱え始めてしまい、BGMもそれに合わせてスタートしていまっていました。
のんびりしているとBGMが終わってしまう危険があります。
焦りました。
が、缶のセットアップを急ぐ訳にはいきません――危険な水酸化カリウム飽和液を注ぎ込む作業なので。
そしてようやく蓋をし、あわてて暴れさせる。
…そらまあ、滑るわな。
マンガのごとく思いっきりこけそうになる。
実際、こけた方がうけたのかも知れません。
しかし缶のなかには水酸化カリウムの飽和液。
万が一にも缶が破損したり蓋が開いたりしたらかなり恐ろしいことになります。
客も客ですが、私だってまだ死にたくはありません。
…いやまあ死にはせんでしょうが転んだらお終いなのでなんとか耐える。
耐えて、そのまま暴れ続ける…よくやった俺。
 
あーあと。
舞台裏がアスベストでした。写真。
 
 
報告会用のぱわぽが完成。
ついでにジョークで改造

矢印の上、本来なら試験体の名前「Supirulina」を書くんだが、ネットで見つけたスピルリナの擬人化キャラを設置。
教授に見せたところ「いいじゃん」。
ちょ・・・・
D1「いいんじゃない?」
・・・





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