8月21日、日曜日。 夏休み最終日の正午、ぼくは電話をかけまくっていた。 スマホを持つ右手の親指には深い傷がいくつか付いているが、幸い出血はさほどではない。 しかし左腕の方は力なく垂れ下がっており、すこしでも動かそうとすれば容赦のない激痛におそ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。