徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

漢字と異次元

先日、奇妙なことに気付きまして。
「冷」という字なんですが、この右下の刀の部分。
私はずっと「マ」と書いていました。
しかし、パソコンの文字を見てはっとする。



違うじゃないか、と。
確かに「マ」だったと思ったのに、どの文献を見ても「刀」になっています。
ショックです。
私はいままでこんな簡単な漢字を間違えて生きて来たのか……。
でまあ、今日このネタを日記に載せるため、「冷」という字の画像データを作ろうとして、「冷」を入力したんです。
すると……



あれ。
合ってるじゃない。
あれなんだこれ。
GWのバグか……?
大混乱しつつも理由に気付く。
フォントがHG正楷書Proになっていました。
ゴシックや明朝なんかのフォントでは「刀」になりますが、楷書や行書といったリアル系フォントでは「マ」になるようです。
でまあ、調べてみた結果。
本当は「マ」だけど、活字にしたら「刀」になるそうで、手書きの歳はどちらでもいいんだとか。
久しぶりに異次元体験しました。
 
※よいこの用語集
「GW」
自律型情報統制システム。
地球上のあらゆるデータベースにアクセスし、一定のルールのもとデータを書き換えることにより、強制的に情報統制を行う。(確か)
詳細は「メタルギアソリッド2」参照。
 
= = =
 
異次元といえば、昨日の過睡眠で異次元の夢を見た。
うちはマンションの廊下突き当たりの部屋で、ドアに向かって右側は壁になっていて、その向こうはすぐ外界になっている。
しかし夢ではその壁にドアがあり、開けると真っ白な部屋になっていた。
現実の部屋からその部屋に引っ越していて、友人を招いたりした。
 
でまあ夢診断ですが、引っ越す夢とパーティーの夢はどちらも人間関係の発展を示唆するそうです。
が、実はこの夢の本質はそこではなく。
「異次元」にあります。
見慣れた場所にあるはずのない入り口があり、その先にあるはずのない空間がある、というのは、私の夢の特徴的なパターンになっています。
かなり幼少の頃から時々見る夢で、これまでは以下のようなパターンがありました。
・いつも遊んでいる(街の中の)公園の原っぱに小道があり、進んでいくとどこまでも広がる草原に出る
・同じマンションに住む友人の家の中のドアを開くと、マンション全体に広がる巨大立体迷路の入り口
・バスがいつもの道を逸れて小道にはいると、全く別の街にたどり着く
・昔通っていた塾に入ると、孤立した建物だったはずなのに一部がどこかの駅ビルに繋がっていた
以上、時系列順。
で、今回がマンションの中に部屋。
あと、このタイプの夢は色がアクセントになっていることが多いようで。
草原は黄緑、迷路は黒、別の街は灰色、駅ビルはカラフル、今回は真っ白。
……まあいつか、誰かに診断を依頼してみようかと。
 
あとまあ別のパターンとして、以前いったことのある遠い場所に、自転車や徒歩で向かう夢もちらほら見られます。
たいていは高速道路を走ることになっていて、頑張って進むと割とすんなり目的地に到着できたりします。
目的が達せられるよい夢だそうです。
 
= = =
 
タヌキに聞いてみようのコーナー。
チョコレート味のガムを早速買ったそうですね。
「意外と美味いけど、余計腹が減るね」
それでは、また。





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