徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

京都二日目

0710、起床。
サンドイッチとおにぎりの朝飯を食ったのち、0800より打ち合わせと下準備。
1130、弁当の昼食。
1400より本番。
1430、終了。
同50、後片付け。
1600、おおまかに完了。
ステージの片付けは客のいなくなる1700より。
1730、夕食に出る予定。

2200、ホテル帰還。
同10、寝酒開始。

 
= = =
 
はてなのWindows系キーワードを辿っていたら、いろいろ懐かしいことを思い出しました。
そういえば現在のパソコンユーザの中には、ブルースクリーン・オブ・デスをみたことのない人がいるんですよね。
昔(といっても90年代後半だけど)では信じられないことでした。
現在主流のWindows2000、XP、VISTAの主幹システム(カーネル)は、NTカーネルという、本来はワークステーション用に開発された高性能カーネルが使用されています。
だから、通常の使用においてブルースクリーンが現れることはほとんどないのです。
しかし、以前一般ユーザ向けに販売されてきたWindows95、98、98SE、MEには、9xカーネルが使用されていました。
この9xカーネルはメモリの使い方が非常に下手で、特別なソフトを使ったりしなくても、大量のデータを移動したりするだけでフリーズしたり、ブルースクリーンになったりしていました。
また、パワーユーザ的使い方をすれば、まず半年に一度は原因不明の起動不能に陥りました。
課題提出前とか、定期試験前とか、忙しい時期を狙っては起動時にブルースクリーンを見たものです。
その度にOSの上書きセットアップをかけたり、フォーマットをしたり、それでダメなら領域の再構築をしたりしていました。
当時、windowsのパソコンとはまさに、「壊れて当たり前」のものでした。
ゴースト「葉子とタヌキ」の中でどん兵衛が「パソコンなんて壊れて当たり前、壊れたら直せばいいんだ」と言及しているのはこのためです。
2000以降しか使ったことのないユーザには想像もつかないことと思いますが、そういう長く苦しい時代が確かにあったのです。
そして、XPになって初めて、NTカーネルのWindowsが一般ユーザ向けに発売され、「Windowsパソコンは壊れて当たり前」の時代がおわったのです。
小生のXPとの出会いは「雑記」を見ていただければ分かりますが、とにかく衝撃的でした。
MEと比較して、なんと軽いことか。
しかもその安定性は不気味なほど。
こんなのWindowsじゃない、とすら感じました。
それほど、XPは優れているのです。
先日、VISTAが発売されたにもかかわらず、XPのサポート期限が延長されたでしょう?
XPとは、販売元も認める、軽さと安定性、操作性のバランスの取れた優秀なオペレーティング・システムなのです。
毎日当たり前のように起動するパソコン。
それが先人の願った夢の結晶であると、ときどき思い出してみてくださいな。





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