あれ?
早くね??
昨日・今日と卒業式。
まもなくKT小隊にも新しい大尉たちが配属されて来る。
直属の部下ではないけれどね。
うちのH小隊にはもう下は入らないから、元帥含め四人だけになります。
四月になったら研究しつつKT小隊の片付けをして、J師団の准尉たちのめんどうも見ないと。
手塚治虫の「火の鳥」という作品がある。
そしてその中で、永遠に死ぬことができなくなった主人公が登場する。
体はやがて朽ち果て、塵になり、霞のようになってしまっても、意識だけは何千年も、何万年も存在し続ける。
永久に、様々な生物の繁栄と滅亡を見続けるのである。
旅立って行く大尉たちに花束を渡しながら、不意にそんな情景が浮かんだ。
小生はこの学院組織に、既に11年間所属している。
その間、たくさんの人間と出会い、分かれてきた。
そして気がつけば、この学院の中で、気軽に話せる人間なんて片手で数えられるほどになってしまっていた。
出会いと同じだけの別れは、常に待ち受けている。
そんなことはとうに理解していた。
ただ、長い間同じ組織に居続けてしまった今、それがなおさら際立って感じられるのであった。
猶予なく変化する環境、絶えず入れ替わっていく周囲の人間。
その流れの中に、ただひとり、ぽつねんと佇んでいる。
そろそろここも潮であろう。
絶え間なく 雲の行く末 追いすがり
= = =
引っ越しの99%が終了。
あとは荷物を開梱して、パソコンはデータを抜き出してから2/4台を破棄。
新しく来る大尉を使ってK小隊を大幅に改装。
死ぬ。
= = =
本屋でブルースハープの教則本を購入。
上達したいとかそういうレベルではなく、とりあえず吹き方が分からんので…。
複音の時は最初から教本付を買ったけどね。
あとついでにタヌキのひとりを購入。
むふふ。