徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

化学史

に起床.
ぶらぶらしていても仕方がないので,化学史のレポート資料を探しに図書館に行ってきました.
で,まあいろいろ観てたんですが・・・.
当初の予定では錬金術とその歴史なんかをテーマにしようと思っておりましたが,中世の歴史背景やらなんやらと,
私の大嫌いなものがうじゃうじゃ出てきたのでやる気喪失.
かわりに,ちょっと外してフロギストン理論について書いてみることにしました.
ちなみに,フロギストン理論については以下の感じ.
 
……当時の化学では,アリストテレス以来の「四元素説」,すなわち,すべての物質は「火」「水」「土」「風(空気)」の四つから生じるとする理論が広く信仰されていた.
ただ,17世紀の後半に,物質の組成はそれ以上分解されることのない「元素」から成りたつとする現在知られている事実に近い理論がイギリスの「懐疑的化学者」ロバート=ボイルによって提唱されていたが,その理論は当時は受け入れられなかった.
また「四元素説」自体も,錬金術的かつ神秘的なものであったため,理論的な考え方であったシュタールのフロギストン理論は当時の化学者たちにとっては魅力的であり,四元素説に変わって広まっていったのである.
そもそもフロギストン理論の元となったのは,ベッヒャーの提唱した「可燃性の物質には『油性の原質』が含まれ,燃焼が起こるときにはこの『油性の原質』が放出される」という理論であった.
そして彼の弟子シュタールがその理論を発展させ,「油性の原質」の代わりに「フロギストン(phlogiston)」というものを提唱した.
彼によれば,物質が燃焼する際,その物質に含まれるフロギストンが放出され,同時に光・熱・炎が発生するのである……

 
・・・書いていて思ったんですが,どうもこのままでは本論の99%が引用とその要約で終わってしまう気が・・・.
だって,木下是雄「レポートの組み立て方」によれば,「本論」には事実の記述と結論の記載(調査の結果分かったこと)を書き,自分の考え等は「議論」に記述すべし,とあるし.
今回の調査はほぼ100%文献調査だし,予備知識なんてまるでないから,必然的にレポート全体に引用・要約が大きなウェイトを占めることになってしまう.
・・・まあ,やむを得まい;
 
ころで,お気づきの方もあるかと思うが,今日から句読点の種類が変わっている.
木下是雄「レポートの組み立て方」によれば,読点は横書きの場合はコンマ,句点は横書きの場合公文書以外ではピリオドを使うのが正しいらしい.
そういえば横書きの教科書なんかはみんなそうなっている.
なので,いちいち変換するのも面倒なので,IMEの設定を変えてコンマ・ピリオドをデフォルトにしました.
・・・う,葉子の更新のときは気をつけないと.





 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。