徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

食と学について

名古屋遠征2日目。
・・・この作戦、一泊の泊りがけでいってやりました。
ワイルドだろう?
 
まあせっかく名古屋まで伸したのですから、ポータルキー集めだけではなくミッションもやっておかねば嘘というもの。
ただ、いちおうやりたいミッションは前回の遠征時にクリア済み
10 kmくらいの軽いやつで何かないかと探した結果、いま集めている日本の歴史関連ミッションを発見したのでやってみました。
 

名古屋まつり 英傑行列 18連ミッション。
これ、全長10 km程度で分かりやすい・歩きやすい良質なミッションでサクサク歩いてたのですが、当日炎天下だったためか、まさかの半分くらいで気分が悪くなってきまして。
丁度、地下の飲食店街でひつまぶしが食べられるという看板を目にしたので一時退避。
 

ずいぶんと豪華な休憩をとりました。
初めてのひつまぶしです。
1.5時間待ちの列に並びながら検索したところでは、
1.まずは1/4をそのままウナギ飯として食べる
2.1/4を薬味を混ぜて食べる
3.1/4を茶漬けとして食べる
4.のこりを、一番気に入った食べ方で食べる
てな感じでした。
結果。
やっぱり、ウナギはふつうにウナギ飯として食べるのが一番ですね。
うな茶もいいのですが、茶は煎茶ではなくだし汁のため、北大路魯山人ではないですが、魚の味がまじりあって、ウナギの良さを殺してしまっている感じがありました。
ただし一方で、ウナギは脂っこいところがありますので一匹を食うにはちょっと飽きてしまいますから、途中で食べ方を変えるという戦略も有効だと理解しました。
 
で。
元気いっぱい残りのミッションを完遂。
まだ帰りの新幹線には十分に時間があるので、これも計画していた豊田産業技術記念館に行ってきました。
まあ、なんせトヨタです。
そんじょそこらの博物館とはやはり、訳が違いました。
なんたって、大型機械がガンガン動いているのが見られるのです。
紡績から、紡織から、経編から、大型プレスから、六軸ロボットまで。
何がすごいって、普通の博物館では大型機械が動いているといっても、それは「仕事をしているフリ」をしてるだけのことが多い。
ところが豊田館では、本当に稼働して見せている。
見上げるような機械が、マジで糸をつむいでいる。
マジで布を織っている。
出来上がったものはその場で触ることができる。
プレス機も、本当に大型のものは無理がありますが、小型のものは自分でスイッチを入れて、目の前で金属のプレス製品ができてくる。
子供向けどころの騒ぎではありません。
技術者のおっさんが見に行って、普通に勉強になるレベルでした。
 
ひとつおすすめしたいのは、受付で音声案内機を借りていくとよいです。
あの、無線機みたいなやつで、イヤホンから展示品の説明が聞ける奴です。
主要展示品の前では専属スタッフが待機していて、説明・実演をしてくれるのですが、なにしろ全館で大型機械がガンガン動いているのすごく騒々しく、声が聞こえにくい(笑)
だもんで、説明は無線機で聞いて、実演は目で見る、という感じにすると完璧です。
真面目に見てると2〜3時間はあっというまに過ぎ去る密度でした。
 
さてそろそろ帰りの便。
名駅に移動し、肉きしめん(葉山葵トッピング)を食し。
 

 
一泊二日の旅が終わりました。
・・・たまには一人旅もいいもんです。
時間配分が自分のおもうまま、というのがいいです。
博物館なんか同行者がいると、やっぱり相手のペースとかが気になって落ち着きませんし。
夜も旅館とかじゃなく、ビジネスホテルで、ローカル番組を見ながら缶ビールというのも感じるところ多く。
ひとまず名古屋での用事は終わりました。
つぎは――。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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