手メモについて
以前にも書いた気がしますが、ぼくは仕事中によく「スタイリッシュ手メモ」をやります。
何のことはない、皆さんやっている、自分の手の甲にメモ書きするあれです。
ただ、普通に書いたのではカッコ悪い。
「伝票処理を忘れずにしなきゃ」とおもって「伝票」とか手にかくのはどう考えてもカッコ悪い。
下手すりゃ「伝票おじさん」とか呼ばれそうです。
そこで考えたのが、自分にだけ理解できて、他人からはなんらかの文様にしか見えない文字で手メモをする「スタイリッシュ手メモ」。
例えばさっきの「伝票処理を忘れずに」だったら、こうなります。
これは「DNP」と書いてあります。
伝票(DeNPyo)の略ですね。
必要最小限の文字列ですが、記憶心理学によれば「人間は一度覚えたことを忘れることはない、忘れたように思われることでも何らかのキーワードがあれば必ず思い出せる」らしいので、この文字列が伝票処理を思い出させるキーワードになるわけです。
弱点として、この手メモは「CNP」とも「ONP」とも読めてしまい混乱を招きそうな点がありますが。
まあ自分で書いたことなのでちょっと考えればわかる、という希望的観測の上に成り立っています。
ちなみに、実験をいったん離れるとき、あとで「サンプル回収を忘れないように」という場合の手メモはこうなります。
「SMPL」・・・サンプル(sample)の略です。
これも「SMAL」とか読めちゃいますが、まあちょっと考えればわかります。
ところが今日は失敗しました。
実験中にふと思いついて書いた手メモがこちら。
「GP」です。
これが一体何の略か、まったく思い出せなくなりました。
略しすぎて?2文字にしてしまったのが大失敗です。
一体何なのか、気になって仕方がない。
たぶん2文字にまで省略したのですから、これを忘れると火事になるとか責任問題になるとかそういう重大なことではないと思いますが。
しかし何かをやり忘れていることははっきりしています。
「GP」――。
「グランプリ」「げろプッシャー」「幻想的パンツ」「ガガーリンにパンチ」。
仕事と全然関係がない……。
残念ながら勤務中にはついに思い出せず。
家に帰って、ようやく思い出せました。
「銀ペン」でした。
仕事で使っている銀色のマーカー(ポスターカラーみたいなやつ)のインクが切れたので、新しいのを道具袋に入れておくように、というどうでもいいメモでした……。
せめて2文字なんかにせず
「GNPN」とでもしておけばすぐに思い出せたものを。
珍しく反省している、
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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