徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

早起きについて

長かった出張生活もひと段落し、久々に普通の生活に戻りました。
仕事のほうは・・・まあ、うーん。
生まれて初めて相手にする工業機械、しかもそのシステムが極めて複雑なもので、調整しては実験でボロを出しの連続ですが。
とりあえず機械としてはきちんと動いています。
作戦開始当初ははっきり言って、動くのかどうかすらやってみなきゃわからんエヴァンゲリオン状態だったので、その点からいえばまあまあ順調なのでしょうか。。。
 
さて、久々にのんびりした休日なので、ミッションへGO。
ふと考える。
いつもは朝出て、昼前に現場について、夕方まで歩いて、疲れ果てて帰るパターン。
しかし休日の朝にちゃんと起きるというのは、なかなか詰まらんものがあります。
寝まくるのが趣味の一つなので、基本的に朝は弱いのです。
が。
早起きは苦手ですが、実は、超早起きは好きだったりします。
つまり、6時とか7時とかに起きるのは大嫌いですが、3時とか4時とかに起きなきゃいけない!となると結構ワクワクします。
なんたって、家を出ると真っ暗。
朝なのか夜なのかわからん、感覚を狂わされる異次元感がまず素敵。
そして町には誰もおらず、電車はガラガラ。
これは興奮する。
・・・東京生まれの東京育ちなもので、電車=ラッシュみたいな感覚があるため、電車がガラガラというだけでも異世界感が楽しめる安上りの人間なのでした。
というわけで、試しに始発でミッションへ向かうことにしてみました。
 
0400時起床。
当然真っ暗。
0450時出撃、0500時電車。
全然真っ暗。
0540時、乗り換え。
おお、なんだか夜が明けてきた。
電車で見る夜明けとかドキがムネムネ。
0600時、ミッション開始。
まだ少し薄暗く、人もかなり少ない。
寒さはきびしいが、どうせ歩いてれば暑くなってくるので関係なし。
ただ、地方都市ということもあって飯屋は一切あいておらず、コンビニでカロリーメイトを買い食い。
懐かしい味だ。
1100時、ミッション中止。
挫折。
脚が疲れたというのもあるが、今回のミッションは町の中を行ったり来たりが多く、なんだかつまらないので後半は次回持越しすることに。
何しろほぼ歩くだけなので、歩くほどに景色が変わってこないとつまらない。
・・・さんざん街中を練り歩いた揚句、多摩川を半分渡ったところで引き返させるとかぐんにょりである。
 
1200時、登戸駅の改札外の立ち蕎麦に突撃。
この時期寒いので温蕎麦にしたが、出汁がしっかりしていて結構うまかった。
次回はもりそばにしてみよう。
 
1230時、床屋に突撃。
思いがけずバッサリやられたが、まあこれで1月半くらいは大丈夫であろう。
森博嗣著 S&Mシリーズの犀川助教授ではないが、自分から見えない部分がどうなっていようとあまり気にならないのであった。
 
1330時、帰宅。
・・・一日を堪能した気分になっているが、まだ昼過ぎなのだからすごい。
やはり今後も、ミッションに出るときは始発に乗ることにします。
超おすすめ。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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