徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

ふたたび継続について

以前「継続について」という記事を書きました。
Ingressを毎日ちょっとずつでもプレイし続けると、その継続日数が実績となります。
これを360日続けると最高ランクメダルがもらえるのですが、それを達成したのが以前の記事の、2017年3月22日でした。
これ以上は続けてもゲーム上の意味はないのですが、実は続けていました。
が。
このたび、ついに途切れました。
2017年10月5日、この1日だけIngressをプレイするのを忘れてしまい、ついに連続記録が途切れました。
 

 
556日間、よくもつづけたものです。
もはやただのバカです。えっへん。
しかし、556日って・・・。
こんなことならせめて555日で止めておけば、他のエージェントに見せて「ほらぞろ目だよー」とかできたのですが、後の祭り。
ぞろ目を狙うとすれば、ここから改めて666日間の継続プレイを始めるしかありません。
これはもう、ちょっと狙う気には・・・。
 
・・・果てしなく残念ですが、実はちょっとほっとしています。
これでもう、毎日Ingressをしなければいけないという呪縛から解き放たれたわけです。
晴れの日も雨の日も嵐の日も自転車でコケて左肩を粉砕骨折した日も手術の全身麻酔から覚めて麻薬を点滴されて意識がもうろうとしていた日もIngressをしなきゃいけないという、責務がついに終わったのです。
これはあれだ・・・落語「水屋の富」の感覚だ・・・。
 
●〜〜〜よいこの無駄知識〜〜〜●
「水屋の富」
古典落語のひとつ。
江戸時代、水屋という商売があった。
これは大きな桶に水を入れて天秤棒で担いで売り歩く、大変な商売。
その水屋さんがある年の暮れ、富籤(宝くじ)を一枚買ったところ、これが大当たり。
1000両(江戸中期では数億円相当、江戸後期でも数千万円相当)の現金を手にした。
しかし水屋さんは堅実な人で、お金があるからと言って商いをやめて遊び暮らしたら、お金が無くなったときにどうしようもなくなると考えて、水屋の商いは続けることにした。
とはいっても、まさか1000両ものお金を持って商いに出るわけにはいかないから、家に置いておかなければいけない。
水屋さんは独り者で昼間は家が留守になるから、お金を安全に保管する方法を考えなければいけない。
考えた末にお金は家の床下に隠しておき、まいにち商いから戻るとそれを確認して「よし、今日も盗まれてないな」。
そんなことを続けてしばらくしたある日、泥棒が入って1000両がまるごと盗まれてしまった。
商いから帰ってきた水屋さん、「やや!お金が盗まれた!・・・ああ良かった、これで心配事がなくなる」
 
徒然狸 ―タヌキの日記―

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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