徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

エイプリルフールなのに嘘記事を考える暇がなかった件について

昨日深夜、戦友のDr. Wより突如としてLINE通信が入る。
科学屋仲間でうちで飯でも食いましょうとのこと。
ちなみに、
「自分の酒とつまみは用意してきてください。するめとカルパスとホッピーなら無限にあります」
なるほど。
「遊ぶものがあったらもってきてください、なければ粘土遊びになります」
・・・。
Dr.Wはぼくの知る3人の天才(ガチ)の一人。
頭が良すぎてなんだかよくわからん面があるため、特に気にしないことにした。
 
本日。
とりあえず家にあった麻辣ピーナッツとレンジで作るポップコーンを持ち出し、横浜経由だったので崎陽軒のシウマイを大量購入。
さらに成城石井IPAインディアナペールエール)ビールを5本くらい購入して現地入り。
飲みまくる。
そして始まる粘土遊び。
というか、競技。
・・・これが面白い。
メンバーには親指一本分くらいの粘土が配られまして。
各々、何でもいいから好きなものを作ります。
そしてそれを展示して、他人の作品に対して順番に質問をし、それが何の形なのかを当てるというもの。
質問はYes/Noで答えられるものに限定される。
例えばDr. Iの作った「きな粉棒」のような謎の物体。
それは手のひらに乗る大きさですか? →Yes
それは有機物ですか? →Yes
それは医療に関係ありますか? →たぶんYes
それは肉眼で見えますか? →No
それは生き物ですか? →No
それは光学顕微鏡で見えますか? →No
・・・でなんだか分かりませんが、これらの条件に当てはまるものは「ウィルス」しかないと思ったので聞いてみたら正解でした。
正確にはタバコモザイクウィルスだそうですが、そんなものは知りません(笑)
面白いのは得点配分。
答を当てた人にはもちろん得点が入りますが、「答を真っ先にあてられた人」「最後まで正解してもらえなかった人」は減点になります。
・・・粘土の形が分かりやすすぎても、分かりにくすぎても減点されます。
つまり、何の形にするか、粘土の形をどのくらいまで適当にするか。
この辺りのバランスに非常に頭を使いますし、もちろん答を当てるのにも頭を使います。
ベロベロになりながら頭を振り絞る科学屋集団。
 
・・・これはじつは、快楽の極地なのです。
Dr. Wが以前言っていました。
「研究が行き詰って頭を抱えているときこそ、我々の快楽である」
と。
で、酒の快楽と頭を抱える快楽、これらが融合したものが「粘土遊び」でした。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
http://www.moudouken.net/





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