徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

過失について

K県の土田舎振興会は今日、同県に住む会社員の男性が調味料の使い過ぎにより普段より出社時刻が15分遅れたと発表した。
男性が使用した調味料は辛味の強い「サドンデスソース」で、これを使いすぎたことで引き起こされた腹痛により家を出る時間が遅れたと見られている。
 
昨夜19時ごろ男性は好物の麻婆春雨(永谷園)を調理する際、いつも「ちょい足し」しているサドンデスソースを入れすぎたことが今回の事件の引き金になった。
 

ブレアーズ サドンデスソース・ジョロキア 150ml

ブレアーズ サドンデスソース・ジョロキア 150ml

 
サドンデスソースはブートジョロキアハバネロといった世界で最も辛いとされるトウガラシを主原料とした調味ソース「デスソース」の1種で、米国のブレア氏が開発したもの。
現在日本国内で市販されているデスソースシリーズの中では最も辛いものとして知られており、その辛さは指先につけて舐めただけで悶絶するほど。
開発当初は「辛すぎる」「殺す気か」「末代まで呪われろ」といった批判もあり売り上げは伸びなかったが、同国の少数派政党である「辛党」がハンバーガーにぶちまけてこれを食しのた打ち回るパフォーマンスをバラエティ番組で行ったことから徐々に売れ始め、現在では日本を含む世界に輸出される人気調味料となっている。(当社調べ)
 
類似の辛いソースとして知られる「タバスコ」は粘度が低くサラサラした液体だが、サドンデスソースはジョロキアハバネロの果肉や種を含有するため粘度が高く、ドロドロしたペーストに近いもので、広口のガラス瓶に封入されて販売されている。
またサドンデスソースは開封直後に粘度が最も高く、使い切る直前には急激に粘度が低くなる傾向がある。
 
今回の事件を引き起こしたサドンデスソースは残りが10分の1ほどになったもの。
土田舎振興会の調べに対し男性は「いつも通りスプーン1杯分くらい入れようビンを傾けたら3杯分くらいドバっと入ってしまった。さすがにこれはやばいと感じたが、もったいないだろ全部食えという神のお告げがあったため完食してしまった」などと意味の分からないことを供述している。
この結果、案の定男性は翌朝になり激しい腹痛に見舞われ、トイレでの瞑想を余儀なくされたためいつもの電車に乗れず出社が15分遅れたとみられる。
ただし男性は平常から業務開始時刻の75分前には出社して本を読んでいる奇行社員として知られており、今回の出社遅れで業務への影響は出ていないと見られる。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬尊敬し、個人的に応援しています。
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