徒然狸 -タヌキの日記-

冬が来たんじゃない、秋が深まったんだっ

ひとまず完治について


左肩の骨折、術後3カ月経過。
ちゃんとくっつきました。
医者曰く、もう普通の生活でいいよとのこと。
ここまで1月間隔だった経過観察も次回は2ヶ月後です。
 
・・・しかし、くっついてよかったです。
実は、くっつかない危険性を手術前に説明されていました。
骨の末端、関節の部分で丸くなっている部分を骨頭というのですが。
骨折時、骨頭と、その下の棒の部分が半ば切断された状態になっていまして、骨頭への血流が途絶している可能性がありました。
骨というのはリン酸カルシウムとコラーゲンがナノレベルで組み合わさった構造体ですが、その内部には血管が通っており、骨の中や表面にいる骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞なんかに栄養供給をしています。
その供給が途絶してしまうと、骨自体が壊死をおこし、骨頭の部分が崩れてしまう危険がありました。
その場合、肩関節をチタンとセラミックスでできた人工関節へ置換するという結構とんでもねえ事態になってしまいます。
はっきり言って今回の手術は、一種の賭けであることを執刀医に説明されていました。
 
しかしおいらの骨芽細胞は根性で頑張ってくれたようです。
・・・ああ、骨芽細胞、osteoblast。
それはかつて博士課程のころ、ぶーちゃんとあだ名をつけて溺愛培養していた細胞の名です。
晴れの日も台風で電車が止まった日も、就活の面接でぶちのめされた日も肺炎で熱が出た日もお世話をしてきました。
間葉系幹細胞を分化誘導し、自分だけの骨芽細胞を作ったこともありました。
新作の培養基板上で数千万匹を大虐殺したことも記憶に新しく、それを改良した基板上で従来の数倍の活性を示してくれた時は本当にうれしかった・・・。
 
きっとその愛に細胞が応えてくれたに違いありません、ええ。
 
こうして新興宗教「細胞真理団」が生まれた
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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