ハロウィンについて

先日はミッションで横須賀まで行って遭難しかけ、某T氏にコメント欄で叱られたので、先週・今週は街中を歩くだけのミッションをチョイス。
・・・Ingressのミッションって、公式が用意しているわけではなく、ほとんどは一般のエージェントが作ってるんです。
しかも今も常に作成可能なので、一定期間だけ存在してあとは消えてしまう期間限定のミッションとかも割とあり。
今回やってきたミッションの下から3行はたぶん2016年10月限定のハロウィンミッションです。
・・・ハロウィンってなんですか？
仮装だうえーいとか騒いでる方々、説明できます？
調べてみた結果、なんかよくわかりませんが。
要は死者の霊がやってくるお祭りなので、日本でいう盆みたいなもんでしょう。
なんで海外の盆で日本が騒ぐのかっていうアレですが、実は「盆」も別に日本発祥の行事ではないですし。
仏教だからそもそも起源はインドあたり。
「盆」という言葉にしても、正式には「盂蘭盆（うらぼん）」。
これはサンスクリット語の「ウランボン」がなまったものだそうで、要は外来種なのです。
しかも落語家の枕話に曰く、日本は365日、祭りのない日はないほど祭り好きな国なんだそうで、べつに今更ハロウィンを輸入しても不思議ではないのかもしれません。
　

　
下2行は川崎駅周辺のもの。
一部は歩く場所が明示されず、クイズ形式でどこに行くべきかを示されるタイプのもので、ライブが開催されているショッピングモールをさ迷い歩く羽目になりましたが、4時間少々でクリア。
メダルの絵柄が萌え系なのがキュンときます。
これ、1番が妹で、8番がお姉さん、のグラデーションになってるんですよ。
萌え〜〜！
　
・・・再び横道に滑落しますが、「萌え」って何？と考えたことはない・・・でしょうね、正常な人なら。
つまりなんというか、ぱっとみて、あっかわいい！　と思うとは、どういう現象なのか。
実は、これいま、学問体系になりつつあるのです。
「かわいい」とはどういうことなのか。
これを研究している方が広島大学とかにいらっしゃり、ときどき講習会を開いています。
なにそればっかじゃないの？　と思いますが、いやまてと。
可愛いものを作って売っている企業は多々あるわけで、そういった人間の感性に訴えかけるデザインという考え方は非常に重要なわけです。
いやぬいぐるみとかじゃなくっても、例えば電気ポットひとつにしても、「かわいいデザイン」にすればそれを買ってくれる層ってのは必ずいるわけで、戦略としては重要なんです。
なんだろう。
見た感じモフモフしている、軟らかそう、こちらの働きかけに反抗しなさそう、丸っこい、目が大きい、暖かそう、とか。
実際に「かわいい」ものを言葉・規格にしようとすると、なかなか難しく、それを学問として取り組んでいる学者がいるんですね。
その講習会、すげえ行ってみたいんですが、会社の費用で行くにはちょっと理由が厳しい。
「工場の作業ミスを撲滅する」講習会ならいいですが、「かわいいとは何か」講習会に行きたいとか言ったら、怒られるを通り越してたぶん心配されます。
個人で行くとしても、半日5万円はなかなか手が出ません。
しかし、かわいいという感性、これはいかなる製品開発をしていても重要なことのようにも思われます。
うーん・・・思い切って個人で行ってやろうかしら。
とか、萌え系ミッションをやった経緯をごまかしてみる。
ちなみにわたくしは6番さんが好みです。
　
さて続いて、下から3-4行目は元町中華街〜山下公園をうろうろするもので、途中誘惑に負けて巨大ぶたまんやアイスクリームなどをむさぼり、またレベルアップが近かったので経験値稼ぎをしながらも4時間程度でクリア。
まあどちらも、普通に歩けば二時間程度のもので大した距離も歩いていません。
ネコ萌え。
　
一番うえの1行は、近所のやつ。
よく見ればもう完全に居住区モロバレですが、もういいんです、気にしないことにしました。
駅周辺地域をぐるりと歩き回り、一部は市民祭り開催中の広場をうろうろする気まずい感じでしたが、強いはぁとで乗り切りました。
左上2枚目に、謎の巨大生物が発生していますが、それうちんとこのゆるキャラですんでよろしこ。
　

　
で。
このミッション中に、レベル10になりました。
　

　
Ingressのエージェントレベルは16が最高、攻撃・防御力が上がるのはレベル8まで。
レベル9から10になっても最大HPが上がるだけ、なんですが。
それでもレベルを上げたくなり、上がるとうれしいのがIngressの不思議な魅力です。
　
徒然狸 ―タヌキの日記―
　