打撃について
ガンッ
ガンッ
ガンッ
2016年1月某日。
ぼくは新開発の素材に肘打ちしていた。
えーと。
身の回りにある物体に対して、我々はいろいろなダメージを与えます。
壁紙を爪でひっかいてしまったり、冷蔵庫を蹴飛ばしてしまったり、鍵を差し込み損ねてドアノブをガリッとやってしまったり。
よろけてドアにタックルしてしまったり。
我々とともにある物体にはいろいろなダメージが加わります。
しかしそういうダメージで壊れてしまっては製品にならないので、想定されるダメージには耐える性能が求められます。
で、ぼくがいま開発してる材料に対する最も過酷な打撃としては、ひじ打ちが想定されます。
比較的大きな面積にエネルギーを与えるタックルや正拳や頭突きなどに対し、極めて小さな面積に打撃エネルギーを集中させる、あの肘打ちです。
じゃあ肘打ちされた時にどれくらい破壊されるのか?
肘打ちしてみればわかります。
なので、実践あるのみです。
遊んでいるのではありません。
仕事です。
ガンッ
ガンッ
ガンッ
得られた知見
肘でボッコボコにするより、爪でぐりぐりしたほうがずっとダメージが大きいよ★
製品開発の最前線
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/