徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

たまごについて

子供のころは時々、双子の卵を見かけました。
パカッと割ると黄身が二つ出てくる奴で、なんだか得したようなラッキーなような感じがしたものです。
ところがここ数年、自炊をしていて気づいたのですが双子の卵なんぞ一度も出会わない。
毎日一個喰うような消費量では全然ないのですが、それなりの数は喰ってきたはずです。
謎だ。
と思って調べたらわかりました。
現在では、双子の卵は規格外品として、パックに入れられる前に意図的にはじかれているそうです。
そういえばお袋が、双子の卵は長細から見ればわかると言っていましたが、まさにその理由で。
つまり、変な形をしているためパッケージ〜流通過程で不便なので殻つきの卵としては流通させず。
食品材料用などに使うための、割って中身だけ流通させる「液卵」として使用されているそうです。
・・・こういう、「むかしはこういうものがあったんだよ」ってのが徐々に増えていくのって、なんか、なんかですなぁ・・・。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/





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