徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

リベンジについて

というわけで新しい自転車「がんばるタヌキ号」(今考えた超クールな名前)で遠出をたくらむ。
清川村というところがあるのですが、じつはこれ、神奈川県では唯一の村なのです。
東京生まれの東京育ちなので田舎というものに元来憧れがあり、子供のころの夢は「山の見える学校に通う」ことでした。
幸い高校は、かろうじてですが山を遠望できました。
そして今の生活圏は山が見えるどころか、ちょっと移動すれば田畑のど真ん中に出たり山道に迷い込んだりする素敵な地域です。
こういった感覚の延長で、「村」なんてものはおとぎ話の中の言葉、レベルでなじみのない、なんだか桃源郷のようなイメージを持っていました。
その村が、遠からず存在している。
行きましょう。
 
実は清川村には一度アタックをかけたことがあります。
舗装され車もたまには通りますが、ゆっくりと穏やかに、しかし確実に山間に入り込んでいく道。
その時は前のパワー不足の自転車で、しかも盛夏だったこともあり途中で断念しました。
今回、がんばるタヌキ号で再アタック。
アルミフレームに加え外装六段変速ということもあり、確かにきつい坂ではありますが別に立ちこぎすることもなく、ゆっくりですが登っていけます。
風はあくまで冷たく、日陰に入ると寒い。
それでも夏の厳しさを残す陽射しは優しい暖房のようです。
で。
 
ついに清川村へ到達。
 

(写真奥がぼくの住む町の方向)
 
おお・・・村だ・・・。
 
帰りはすごいスピードだよ
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/





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