徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

庶民的快挙について

浅田次郎のエッセイ集にしばしば現れる「快挙について」を恥ずかしげもなくパクってみる。
それくらいうれしい庶民的快挙が訪れたのです。
まず、これは僕が昨日知って驚嘆したことですが、みなさんはインターネット上でUFOキャッチャーができることをご存知でしょうか。
えーとですね。
いま、科学技術は、一ユーザがパソコンの画面で現実の物体を操作できる時代に来ています。
 

 
UFOキャッチャーのサイトに接続すると、こういう画面が現れます。
ヨコ・タテのボタンをマウスでクリックすると、画面に映っているUFOキャッチャーを操作することができるのです。
ゲームセンターでボタンを押すのと同じことが、ネット回線経由で行えるわけです。
で、景品をゲットすると、それが自宅に送られてくるんです。
 
そもそもインターネットの通信規約であるTCP/IPは、連続的な通信を保証していないはずです。
例えば車を運転していて、ハンドルを切ればその瞬間にタイヤが動いて、車が曲がる。
これは当たり前のことです。
同じように電話でも、音声が途切れたりするのは異常であって、途切れないのが当たり前です。
ではTCP/IPはというと、別に通信が途切れてもそれは当たり前のこと。
通信状況が悪くなったら途切れて、回復したらまたデータの授受を始める、これがインターネットの常識なのです。
一方でUFOキャッチャーは、一瞬の精度で操作を要求するものですから、これをインターネット経由で操作するというのは本来ありえないことです。
ところがネットトラフィック整備が当初より飛躍的に向上した今、ほとんど完璧な連続通信状態が暗黙のうちに担保されるまでになりました。
UFOキャッチャーは失敗すればお金を捨てることになりますが、そのリスクを技術革新が克服してしまったのです。
ぞくぞくしました。
 
で。
このサイトに接続して、まずはクレジットカードや電子マネーでポイントを購入します。
そして購入したポイント分、UFOキャッチャーを操作することができ、「獲得」した景品は即、自宅に送付されるのです。
なんという未来。
もちろん思わずやっちまいまして。
景品と言っても大したものはなく、玩具とかフィギュアとか、それっぽい家電雑貨が少々。
欲しいものはありませんがインターネットUFOキャッチャーはやってみたいので、「すみっこぐらし」のジャンボクッションを狙ってみる。
ルールは実際のUFOキャッチャーとは少々異なります。
画面奥にある容器に満載されているピンポン玉をアームで摘み上げ、手前のマス目に落とす。
「当たり」のマス目にピンポン玉が入れば景品獲得、というわけです。
ピンポン玉をつまみ上げるのは90%成功しますので、本質的にはマス目のどこに入るかの運任せ。
しかし当然マス目は傾斜させてあり、当たりの穴にはなかなか入らない。
ばかばかしいのはわかっていますが、それでなくとも貯蓄傾向の実をちょっとは社会貢献に回してもよかろうと、3000円ほどつぎ込む。
だんだんと周囲の穴が埋まっていき、ついに景品ゲット!
素直にうれしい。ガッツポーズです。
・・・ただ、ゲームはポイントを先払いで購入して行う形式。
まだポイントは余っているので次の景品を品定め。
二合炊き炊飯器発見(笑)
自慢じゃありませんがうちに炊飯器はありません。
コメといえば鍋で煮るかサトウのごはんなので・・・。
かといって炊飯器なんぞ手入れもめんどくさく、わざわざ金かけて買うのもなんだか。
でも、あったらちょっと便利かな?コメも当てたし
景品として最適です。
早速プレイ。
 
300円分ほどやったところ、まさかのゲット。
 
もうね、スポッと入りまして。あたりに。
さっきのクッションの苦労は何だったのと。
僅か十分の間に2景品獲得。
庶民的快挙(笑)
 
そしてさらに余ったポイント400円程度。
そんなわけで上の画像の通り、チップスター大缶を狙ってみましたがさすがにゲットはできませんでした。
 
問題はここからです。
ここまではインターネットで遊んだだけ。
ところが数日後には、マジで景品が届くのです。
これは・・・この感覚は・・・シュレディンガーの猫
量子の世界とマクロの世界を結んでしまった結果生じる、科学的ゾクゾク感・・・・。
 
科学的庶民
徒然狸 ―タヌキの日記―
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/





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